生き残ってはいけない | メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

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過去に「おまえはダメだ」という評価を人から与え続けられてしまったために、自信喪失に陥ってしまい、本来できるはずなのに「私にはできない」と自分に自分の限界を与えてしまい、能力を発揮できず負のスパイラルから抜け出させずにいる人を助ける。
マンツーマンコーチング

ネットのニュースに、先制点のエース本田「結果を出していかないと生き残っていけない」という見出しがありました。

本田選手がこのような言葉を発していたならば、メンタルが弱っているのではと思い記事を読みました。

記事には「毎度ワールドカップに向けた競争はある。若い選手が結果を出し始めている。自分たちが結果を出していかないと生き残っていけない」
とあたかもインタビューで答えたかのよなカッコ書きでした。

ここで疑問を感じた。本当に「生き残っていけない」と答えたのだろうか?
世界で戦い、高いゴールを持つ選手のトークだろうか?

録画してあったビデオを見返してみたところ、
実際のコメントはこうでした。

「毎度ね、ワールドカップに向けた競争ってのはありますんで、若い選手が結果を出し始めている中で、自分たちがそれに負けないように結果を残さないと競争には勝っていけないと感じています」だ。

一言も「生き残っていけない」などと言っていないのです。
決して、生存競争的な意味ではなく、結果を出すために最大限の能力を出していくというコメントです。

意味もなく、不安感を持っているような記事を書かないでもらいたいものです。
メディアもサポーターであることを意識して欲しい。

サポーターでないなら、せめてウソは書くべきではないと思うのです。
本田選手のセルフイメージを落とさないようにするメディアであって欲しいものです。