ベストフレンドの見つけ方 | メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

過去に「おまえはダメだ」という評価を人から与え続けられてしまったために、自信喪失に陥ってしまい、本来できるはずなのに「私にはできない」と自分に自分の限界を与えてしまい、能力を発揮できず負のスパイラルから抜け出させずにいる人を助ける。
マンツーマンコーチング

ベストフレンドの見つけ方

あなたの周りに、ムードメーカーさんっていませんか?
その場にいるだけでその場の空気や
雰囲気を好転させることができる力を持っている人。

会話がうまいとか、笑話ができるとかだけではなく
ただそこにいてくれるだけで、場をなごませる人。

「なごませる」
漢字にすると=和ませる。

【和】をつくる人です。

このムードメーカーが組織の価値を上げる重要な役割をしています。

そして、ムードメーカー共通するのが
抽象度の高い思考と、エフィカシーの高さが関係しています。

組織の目的が、生産性を高めることであれば
コミュニケーションが低いとうまくいかないのです。
何故、コミュニケーションが重要かというと、仕事というものは
人と人との関係性で成り立っているため、必ず相手との情報の行き来があるためです。

上下関係であれば、報連相で十分ですが
(報告、連絡、相談)
横の関係は、これだけではないからです。

他部署の人や、まったく関わったことのない人と繋がるということは
自分以外の違う視点を持っている意見を聴けるということ。
実はそこに「宝」が隠れているのです。

コーチング理論でいうスコトーマを外すことの切っ掛けを作ってくれる人。
思い込みを外してくれる人です。

普段関係を持たない人は、違う視点から物事を捉えるため
会話をしている内に、大きな気づきを与えてくれます。
知識や手段や、疑問もまったく違います。
時には、自分では常識だと思っていることさえも
相手にとっては非常識であったりすることもあるのです。

雑談の中に「宝」が隠れている。

ただし、この時注意が必要なのは、その相手が
ポジティブに返してくれるかどうかです。

ここでのポジティブとは、自分の意見に賛成してくれるという意味ではなく
反対意見であっても、代替え案や、他の方法を一緒に考えてくれる人。
そして、あなたに対し「あなたなら出来る」と言ってくれる人です。

「そんな人は身の周りにいないよ」
と思ったら、まずはムード―メーカーの人を探してみてください。

ムードメーカーの人は、周りとの調整がうまい人です。
抽象度の高い思考をしているため、自然と人を引き付けています。
(リーダーとは違います)
その人の周りには、あなたと違う視点の人が多くいて、なおかつ
自然と会話がはずみますから、知らぬ間に溶け込んでいます。

ムードメーカーの人は、自分の周り孤立してる人がいる状態が
とても気持ち悪い、居心地が悪いために
自然と、会話をふってくれたり、話しやすい雰囲気を作ったり
してしまうのです。
「皆が和んでいるいるのが心地よい」
それを作ったり、維持したりするのが気持ち良いのです。

なので、
「この人、ムードメーカーだなぁ」と思ったら
そーとその人のそばに近づいてみると、気が付いたら新しい友人が出来ていたになるのです。

子どもの頃を思い出せばいいのです。
お友達が集まっている中で、楽しそうにしていて調整のうまい人がいると
小さな子が、いつの間にかその子の横に、ちょこんと座っている。
話すわけでもなく、ただ近づいているだけ
そのうち
「どうしたの?一緒に遊ぶ?」って声をかけていますよね。
押すでもなく引くでもない、心地いいコミュニケーションをしてくれるのです。

もし違えば、離れればいいだけ。
また他を探してみればいいだけ。

いきなり、ベストフレンドを探そうとするから見つからないのであって
「つないでくれそうな人」
ムードメーカーさんを探してみてはいかがでしょうか。

あなたが、あなたの方法で見つけた人はベストな人です。
「Yse, I'm good」なのです。