自己評価を高くすれば悩みは消える | メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

過去に「おまえはダメだ」という評価を人から与え続けられてしまったために、自信喪失に陥ってしまい、本来できるはずなのに「私にはできない」と自分に自分の限界を与えてしまい、能力を発揮できず負のスパイラルから抜け出させずにいる人を助ける。
マンツーマンコーチング

日本のスポーツ界には「謙遜」を
美徳とする考えがあります。

露骨に自慢話するよりは、
口先だけでも謙遜しておくというのは、
コミュニケーションを良い状態に保つための
意味であるならば大切なことです。

 マスコミへのコメントなどへ
「皆さんのおかげで、ここまで来れました」とか
「思っている以上に結果が出せて自分でも驚いています」

といったような、
自分の能力以上のものが、本番で発揮できた
というコメントは、聞いている側にとっては
「よく頑張った、あっぱれ」と
頷きながら褒め称えるでしょう。


 ですが、本人の本心や、または結果を出す前
(目標達成前)に本気で考えてしまうのは問題です。

このような謙虚なコメントは
自分自身の能力にブレーキをかけてしまいます。


それは
「自己評価を低く設定し、それを他人に見せている」
ことにほかならないからです。

「本当の私はもっと能力が低い」ということをいっているのが
透けて見えてしまうものなのです。

 
人の無意識というのは、
こういう微妙なニュアンスを捉えます。

「本当の私は、もっと能力が低い」と
無意識が認識してしまうと、

困ったことに
今度は「もっと能力が低い。本当の私」の方が
現実化させてしまう可能性が高いのです。


ここまで極端に自分を低く見ないとしても、
「自分の能力の限界は、現状ではこの程度」と
無意識が思ってしまうと、そこが実際の定位置いなり
結果の限界点になってしまいます。

世界トップを取っているならば
「私の実力はココまで」と線引きをしてはいけないのです。

そう思ってしまうと、1度くらいはラッキーで
結果を出すことはあっても、
連勝、連覇の結果を出すことは
出来なくなってしまいます。


 人間の限界とは、
「自己評価=自分のイマジネーション」の限界だからです。


ならば、謙虚なコメントを発信しつつも、
本心は
「結果が出たのは、私にすれば当然です」
「良い結果ですが、私の能力はもっと凄いですよ」と
思っている必要があります。

「自己評価=自分のイマジネーション」の限界を、
ずーと高く設定しておくのです。


あなたの心のフィールドはあなたのもの。
ならば誰よりも自由だってことです。
ぐーんと上げていいんですよ。