昨日私は台湾人の仕事の価値観について
老闆絶対 老闆のやり方を面と向かって批判しない
と書いたが、それにより労働環境は改善するという方向にはいかない。
老闆は顧客の満足だけを考えるので、
顧客や消費者の立場でいられるのなら、とてもいい身分だ。
仕事=辛苦という概念が根強くありこの概念に
支えられた台湾の仕事環境といえるだろう。
しかしこの仕事=辛苦という概念はいつから台湾にあったものか
までは考えなかった。
この台湾国民に共通する概念は、作られたものであったのだ。
以前台湾というところは日本が終戦を迎えるまで50年間統治していた。
その当時はもちろん教育も日本語で行われ、
生活様式も日本式になった。
しかしその反面、鉄道は敷かれ、ダムは完成し
生活環境は改善された面もあったのだろう。
しかしその後、国民党の支配に代わり、台湾は支配者に
翻弄されるようになった。
その時に全国民の価値観が出来上がったのだと考えられる。
藤重太さんによると
台湾人は支配者が変わってもその支配者に合わせて
生き抜いてきた。
反発や暴動をするときもあるが、そうやって自分たちの生存を
守ってきた。台湾人の生命力はこうやって培われてきた。
現代の支配者老闆に合わせてやっていかないと、生活費が稼げない。
一般の台湾人は仕事がないは生活できないに直結する。
なので老闆のやり方がおかしい時も、特に何も言わず、
自分の仕事を全うするまでという仕事のやり方になる。
なので仕事が辛苦なのは当たり前のことなのだ。
好きとかやりたくないなどを考える余地のないものなのだ。
労働者に徹している台湾人
労働者になりきれない日本人
どっちがいいのかよくわからないが、
現実的な台湾人
逃避的な日本人
ではあるといえる。
もちろん私は日本人なので現実逃避中。わぉ!