2024年度も終わり。
ここでは今年度、京成線で起きた出来事をまとめてみました。
 



  京成3200形 デビュー!

 今年度の出来事の一つとして挙げられるのはおおよそ22年ぶりに京成本線向けの新型車両である3200形のデビューでしょうか。

搬入されてから試運転を繰り返し、2月上旬には試乗会が実施されました。

2月22日より営業運転に入りました。

 



 

 



  男はつらいよ55周年×京成電鉄創立115周年記念HM

 シリーズ映画「男はつらいよ」の劇場公開55周年・京成電鉄の創立115周年にあたることを記念し記念のHMが走行しました。

京成からは、3030編成と3668編成が担当。3600形に久しぶりのHM掲示となりました。なお、北総鉄道1期線開業45周年の節目でもあるため、7502編成にもHMが掲示されていました。

 



↑3030編成と3668編成。

 7502編成には

北総鉄道1期線開業45周年を記念したHMが掲示。


 



  3700形 機器更新2本目 登場

2024年12月より運用から離脱していた3758編成。動向が注目されていましたが、3700形では昨年度の3788編成に続き2例目の機器更新が実施されました。

今回も主回路の換装(VVVF更新)が実施されています。なお更新後のVVVFは、3788編成と同様の機器となっています。1月25日から営業運転に復帰しました。



 

 



  京成立石駅付近 下り線が仮線移行

四つ木~青砥間で進められている連続立体交差事業。

11月30日始発より下り線が仮線へ移行しました。

それに伴い、京成立石駅の下りは仮ホームに移行。

現在は旧下り線の撤去が進んでいます。

将来的には現在の上り線も仮線に切り替えたのち、順次高架線が建設されていくようです。


↑旧下り線最終日(2024/11/29)

↓仮下り線移行当日(2024/11/30)


 

 



  ​運賃表と路線図に変化

 2025年4月より新京成電鉄が京成松戸線として吸収合併されることに伴い各駅に設置されている運賃表と路線図が仮貼りとなっています。




↑路線図に記載されている新京成の名称もジェントルピンクのカラーリングも消滅...

 

運賃表に関しては昨年度更新したばっかりでしたがわずか1年で再び更新されることに....





↑こちらも見納めとなります....

 

 



  3500形 都営浅草線へ乗り入れ

 2024年11月30日、馬込車両検修場にて「都営フェスタ2024」が開催されました。

今回、京成からは何と3500形が参戦。

2015年の定期運用撤退から数年ぶりに浅草線のトンネルを走行しました。


↑午前中は✈️快特  青砥 表示。

↓午後は急行 西馬込 表示。






 3500形にて久しぶりの廃車

京成3200形の登場により3500形にて廃車が発生しました。今回廃車となったのは3556編成と3552-3551です。どうやらSR無線を搭載していない中間閉じ込めとなっている車両から先に廃車としているようです。

今回の廃車により、3500形の一部で編成組み換えが実施されている。

 



  3688編成 全検出場

検査期間的に怪しかった3688編成。

2024年12月に全般検査出場となりました。



およそ4年ぶりにピカピカなリバイバルが見られました。

元々3688編成はSR無線関連工事の際の予備車となっていて、列車無線の更新後はそのまま廃車になる予定だったと思われていました....が、脱線事故などによる車両事情の変化があり、さらにSR無線にも対応したのち、無事に全検通過となりました。

年度が変わってもまだまだ活躍してくれるのはありがたいですね。

 



​新京成  復刻塗装が相次いで登場 

(せっかくなので新京成の話題も少々....)

京成では3688編成が検査通過となりましたが、新京成では車両に大きな動きが....


2024年7月にN838編成で、9月下旬より8808編成で、11月下旬より8808編成にて復刻塗装として登場しました。いずれも定期検査のタイミングで復刻塗装に変わりました。N838編成と8808編成がそれぞれ登場当時のオリジナル塗装、8813編成が京成線直通のストライプデザインでの登場となりました。

ここに来てまさかの3編成でリバイバルをしてくるとは....




いよいよ2025年4月1日から「新京成線」が「京成松戸線」として京成に編入されます。

2025年度はどんな出来事が起きるのでしょうか。