2014年5月1日より1057編成にて運行を開始した「京急イエローハッピートレイン」が運行開始から10周年を迎えました。
当初の運行期間は3年間の予定でしたが、好評により運行継続が決定。さらに同時期に実施された定期検査にて側面ドアが灰色から黄色に変更されました。
そんな中、2021年に実施された1033編成の機器更新をもってシーメンスGTOことドレミファインバータが消滅し、それ以降はシーメンスIGBTこと悲鳴インバータの機器更新が相次いで実施されました。
1057編成は最後の悲鳴インバータ車として活躍していましたが、2023年3月に全般検査&機器更新が実施されたことにより、シーメンスIGBTが消滅。
さらに京急電鉄からシーメンス社製のVVVFが消滅しました。
⬆️ 機器更新前。シーメンス社製のIGBT-VVVFを使用していた。
⬇️ 機器更新後。他のアルミ車同様、機器更新に加えて前照灯と急行灯のLED化が実施されている。
京急の営業電車で唯一イエローのカラーリングを纏い、1番最後までシーメンス社製のVVVFを搭載していた同編成。今後とも注目の車両となりそうです。