まえがき

新京成8900形といえば、ドア上にある旅客電光掲示板(時刻付き)や、東武鉄道の声優「水谷ケイコ」氏の自動放送、独特のパンタグラフが搭載されていました(以下旧タイプと呼ぶ)。

独特の形態をしていた8938編成  

2020年の2月頃まで、行き先表示は3色LEDだったが、ナンバリング導入によりフルカラーLEDとなった

 

 

しかし、VVVF機器の更新後は、ドア上に8800形リニューアル車とN800形の4、5次車に導入されているパッとビジョン(LCD)が順次導入され、車内放送は2009年から他の車両に導入されている「三浦七緒子」氏と「クリステル・チアリ」氏のコンビ車内放送に更新され、パンタグラフは通常タイプのシングルアームパンタグラフに交換されました。

そして、最後まで旧タイプを保っていた8938編成が、2月18日に検査出場試運転を行い、旧タイプがついに消滅となりました。

 


同編成は、2月24日の724レ運用から営業運転に復帰しました。

133レ   @習志野

車内を他の8900形と合わせたとともに検査も実施され、床下がピカピカになりました〜

 

 

 

この更新工事(?)で新京成から水谷タイプが消滅...。

 

 

 

運転台を見てみると、SR無線アンテナ関連器具の準備工事が実施されています。

 

なお、他の新京成車では

  • 8806F(千葉直非対応、京葉ガスラッピング)
  • 8807F(千葉直非対応)
  • 8813F(千葉直対応)

がSR無線アンテナの準備工事が施行されています。

今後、8000形を除く全編成に施行されることでしょう。

 


そういえば、8938編成は登場から今年で25年。

節目の年に大きく変化しましたね。

ご観覧ありがとうございました。