彼に息子の事について色々聞いてみました。





「ねぇ わたしみたいな子連れ再婚の場合って



養子縁組の事とかを考えなきゃいけないみたいよ。



わたしと かーくんが結婚しても かーくんとわたしの息子は自然には



親子関係にはならないみたい。



養子縁組を組んで初めて親子関係が発生するらしいよ。



どうする?養子縁組、わたしは どっちでもいいよ?」





はぁ?



何が どうするなの?



どうしてそんな選択肢が出てくるの?



どうして迷わなきゃいけないの?」





「だって養子縁組 組んだら、かーくんの子供って事になって



必然的に財産分与の対象になるでしょう。


本当の子どもでもないのに、そんなの嫌じゃない??」




「あのな・・・


俺んちは別に金持ちじゃないぞ?


確かに二束三文の山と畑は持ってるけどな。


でも大した価値なんてないよ。」






「かーくんの会社が間違って


この先 とっても大きくなっちゃうかもしれないじゃない?」





「間違いなのか・・・・ガーン


そしたら それでいいじゃない。


樹京と結婚したら 息子は 俺と樹京の子供だよ。


財産分与が発生して何が悪い?


何でそんな事で悩むのかがよく分からないよ。


俺たち結婚するんだよね?


家族になるんやろ?


そしたら息子の父親は俺だよ。


血の繋がりなんて関係ない、


本当の俺の子供として育てていく。


そう思わなきゃ結婚なんてしないよ。」





「ごめんね。。。


ありがと。


でも・・・・


じゃあ もし結婚してから わたしが死んだらどうするの?」






「何言ってるんだよ。


もしそうなったら俺が息子を 樹京のお母さんや元旦那さんに返すとでも思ってるの?


結婚した時点で 息子は俺の大事な子供だよ。


何があったって守っていくし手放すわけない。


どうして信用してくれないんだよ。


どうしてそんな風に不安になるんだよ。


まぁ・・・確かに色々考えて不安かもしれないけど、


でも俺と一緒になるなら そんな不安は全部捨てて来い!!


樹京がそんな風に悩むのは ある意味俺に失礼だよ?


そうやって樹京は 俺に息子に対しての制限をしてしまってるんだよ。


俺が色々息子に対して父親として何かしてやりたいと思っても


樹京のそんな態度が俺に制限させているんだよ。」




「そうかもしれないね・・・。


ごめん。


でも、結婚したからってすぐに父親としての責任や自覚って芽生えるものなのかな?って思っちゃって。


母親だって同じ事だよ、


産んだからすぐに完璧な母になれる訳じゃない。


子育てしていくうちに子供と一緒に母として成長していくもんだと思ってる。


だから かーくんに結婚したからと言って どこまで父親として求めていいのか分からなくて・・・。」




「何言ってるんだよ。


そんな制限最初から いらんわ!!


そりゃ まだ俺は親になった事なかったから どうしていいか分かんない事もあるだろうけど、


俺に父親として求められる事は全てぶつけてくれればいい。


例えば 俺が休日に疲れた~~ってゴロゴロしてたら


‘子供の相手もしてやってよ!!‘って怒るくらいの気持ちでいてくれないと困るよDASH!


そんな事で悩むな。


普通に最初からおった父親みたいな感じで頼むから接してくれよ。


俺は そのつもりだよ?


そのうち‘あれ?そういえば本当は血が繋がってなかったんだっけ。‘って思えるくらい


俺は本当に自分の子として育てていくから。


ね?だからそんなに不安にならないで?


いつまでも そんな事言ってると俺だって怒っちゃうかもよ?(笑)」






「ごめん・・・・。


あ~・・・本当に嬉しいよ。


そんな風に想っててくれたんだぁ。


うん、頼りにしてるよ。


家族になったら一緒に頑張って行こうねニコニコ







電話での会話でしたが、


本当に嬉しくて涙が出ました。




かーくんとなら やっていけるんじゃないかと思えたし、


この人を好きになって本当に良かったなぁと思えた言葉でした。




この言葉通りに かーくんが実行してくれれば


のちに かーくんのお母さんとの同居問題が出てきても


お母さんを大事にしてあげれるかも、と思えたのですが・・・・




甘いかな?ガーン