人里はなれた温泉に泊りに来たあなた。宿の主人が、「奥の間だけは絶対に開けないで下さい」というので訳を聞くと、以前その部屋で自殺した人の幽霊が出るのだとか・・・。強く恨みを残して死んだらしく、寺のお坊さんも「百年は出るでしょう」というので、開かずの間になっているのだそうです。
さて、この幽霊、どんな恨みを残して死んだ霊だと思いますか?

1、結婚を誓い合った恋人に裏切られた
2、詐欺にあって、借金をかかえて死んだ
3、ライバルにけおとされ、陽の当たる道から転落した
二人の関係を一歩進める条件は

1、相手が自分を本当に愛してくれていると感じたとき、そして自分が本当に相手を愛していると感じるとき。二人の愛を実感するとあなたは相手と友人以上の関係に進もうと決心します。きっかけは相手の愛の告白の言葉や、ケンカの後の仲直りかもしれません。相手が他の異性と話しているのを目撃して嫉妬を感じたり、自分が他の異性とデートしてつまらなく感じ、「やっぱりあの人が一番大切」とわかる、ということもありそうです。

2、あなたは、積極的なアタックに弱い。あきらめずに何度も何度もせまられると、なし崩し的にふたりの関係を進めてしまいます。毎晩電話をしてくるのを断れずに長電話に付き合ってしまったり、「一度でいいからデートしようよ」が、2度3度と重なることもしばしば。相手がシュンとしているのを見ると気の毒になって「まあいいか」と付き合ってしまう。そしていつのまにか、公認のカップルになってしまうのです。

3、あなたは、愛だけに流されて、二人の関係を進めることはしません。もしも、ふたりがつきあうことになったら、お互いの両親は賛成してくれそうか。友達は、相手のことをどう思うか。相手は、本当に自分のパートナーにふさわしいか。容姿、成績、趣味、家庭環境、今までの異性関係・・・さまざまな条件をチェックし、ふたりの将来のためにメリットがあると確信してから、友達以上になることを決心するでしょう。
カラン・・・コロン・・・カラン・・・コロン・・・・。今日も、下駄の音が聞こえてきました。愛し合っていたのに、ふとしたすれ違いから、結ばれることなく死んでしまったあなたの恋人。幽霊になって、毎晩あなたの部屋を訪ねてくるのです。
「このままではとり殺されてしまう」とお坊さんに忠告され、お札をドアや窓にはりつけているのですが、愛する恋人がせつない声ですがってきます。「こんなに愛しているのにひどい仕打ちです。開けてください」・・・さて、あなたならどうする?

1、もう、自分がどうなろうと開けてしまう
2、窓をふさいで声を聞かず、こちらも一言もしゃべらない
3、こんなことはお互いのためにはならないから成仏するようにと説得する