
3章 シェルビーの弁解リスト♪
1年以内に60%が倒産
5年以内に80%が倒産
10年以内に95%が倒産
これが起業家の現実です。
では、これらの数字は、
変えられないものなのでしょうか。
人が生み出した会社という仕組みは
そんなに継続するのがむずかしい、
手に負えないシステムなのでしょうか。
もちろん、そうではありません。
ただ残念なことに、
会社というシステムをうまく使って、
思い通りの収益を上げ、
理想の暮らしを手に入れる方法を
教えてくれる人が少なすぎて、
やり方がわからないまま、
目を瞑ったまま、
手探りで、
起業してしまう人が
あまりに多すぎるから、
こんな数字に落ち着いてしまうのです。
おはようございます♪
都野建二郎です。
『セールスマンの誕生♪』
という広告が
自分が生まれた日に出たんだ♪
といって聴衆を楽しませたジグ・ジグラーは、
『ゆでガエルの作り方』
という話をよくしたそうです。
カエルをお湯の入った鍋に放り込むと、
あわてて鍋から飛び出しますが、
それが水の入った鍋なら、
喜んでじっとしていたり、
泳ぎ回ったりするそうです。
その鍋はコンロの火にかけられているのに。。。
当然、
鍋の水はだんだん温まります。
そして、
カエルが気付いた時には(気付くのか?)
時すでに遅し。
ジャンプ力を奪われたカエルは、
鍋の中でジタバタしながら生きたまま
茹で上がってしまうのだそうです。
ジグ・ジグラーはこの話で、
ゆでガエルの作り方を教えたい
のではもちろんありません。
常識や、慣れ親しんだ環境で
ぼんやりしていると、
迫っている危険に気が付かないうちに、
回避不可能な状況に追い込まれてしまう
という危険は、
いつでも、だれにでも、やって来る、
という事実を伝えているのです。
◆♪
シェルビーという名の男性は、
多くの女性従業員を雇っていましたが、
彼の毎朝の仕事は、
その従業員たちから
遅刻の理由を聞くことから始まりました。
バスに乗り間違えた。
イヌが車のキーを飲み込んだ。
子どもを預けるシッターが遅れて来た。
などなど。
シェルビーは毎日繰り返されるこの状況に
うんざりして、一計を案じました。
彼は自分の後ろの壁に紙を貼り、
そこに、それまで聞いた遅刻の理由を
ひとつずつ、番号を振って、
書き出しました。そして、
遅れてやって来た従業員に、
『番号を言え!』
と言って、
遅刻の理由を聞く時間を
短縮させることに成功したのです♪
さてこれはコストダウンに成功した
と言えるでしょうか。
もちろん違いますね。
そもそも、
毎日、何人もの従業員が
遅刻するのがあたり前になっている
その状況がおかしいのです。
ダン・ケネディは、かつて、
従業員数50人の工場を買収して、
管理運営したことがあるそうです。
その初めの頃、
やはり従業員はほぼすべて、
遅刻の常習犯だったそうです。
そこでダンは、
1ヶ月、無遅刻、無欠勤なら、
1万円のボーナスを出そう!
と提案しました。
その結果、46人が
無遅刻、無欠勤になっただけでなく、
毎日、就業時間の30分前に来て、
職場をピカピカに磨き上げ、
作業開始を今や遅しと
待ち構えるようになったのだそうです。
のこりの4人は、
ほどなく辞めていきました。
いつも通りにやることは
重要なことです。
決まったことを黙々とこなして、
決まった売上、利益が確保できるなら、
その決まりはしっかり守らなければなりません。
でも、
守る必要のない、
むしろ生産性を落としてしまっている
いつものやり方や
シェルビーのようなムダな改善が、
あちらこちらで見られるのも事実です。
そして、そんなことがあたり前のように
どこででも起きていることが、
10年持つ会社が100件にせいぜい5件しかない
本当の理由なのです。
ダン・ケネディの『儲かる社長の教科書』
『世界一シビアな社長力養成講座』には
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