こんにちは!
shaoです。
ご訪問ありがとうございます


音訳ボランティアグループの定例会でした。
緊急事態宣言を受け、図書館さんと相談しながらの開催。
後半は勉強会となり、音訳テキストと「ういろう売り」、数名の島に分かれて小川糸さんの「針と糸」の読みの練習でした。
アクセントはもちろん、鼻濁音、母音の無声化、読み方の癖、スピード…と指摘されます。
音訳は朗読とは違うので、なるべく感情を入れずフラットに読むことが求められます。
私は一文の途中で時折音を立たせる癖があるみたい。リズムを作りすぎる。
一朝一夕には直りませんが、指摘してもらうことで自覚でき、とても勉強になります。
わからないアクセントはその場で調べたり相談したり、楽しい時間。

月2回の会合の他に各自、自宅で音訳録音を進めています。
一冊の録音図書を完成させるには、

半巻校正
1次校正
2次校正
聞き流し校正

という行程を経ます。

最低でも3人の力(半巻と1次は同一人物)を借りて一冊の録音図書ができるんです。
私も「子どもの共感力を育む」という本の録音を一昨年の11月にスタートしました。
コロナでやり取りできない期間があったとはいえすでに1年以上かかっています💦

今回聞き流し校正が返ってきました。
勉強会の時間にマンツーマンで録音を流しながら説明くださったのが
密かに「こんな人になりたい」「こんな風に年齢を重ねたい」と思っている先輩でした。
Domaniから抜け出たような風貌もさることながら、グループのこと、新人たちのことをいつも考えて配慮ある行動をされている方。

音声訳はおそらく思っていたよりずーっと大変で面倒だったでしょう。
孤独だし直接褒められることもないし。
でも私の数十年を支えてきたのはこの活動であることも確か。
これからも必要としてくださる方がいる限り細々とでも続けていかなければ

と。
やっぱり憧れるー!✨✨

私はまだ本当に入り口にも立てていないけど、近づきたいと思える方がいるのはとても嬉しいことです。

校正も、人となりが出るなぁと思う細やかさ。
有り難く噛み締めました。
あと少し、完成度を上げるべくがんばります✊