こんにちは!
shaoです。
ご訪問ありがとうございます

講談師六代目神田伯山さんの独演会に行ってきました。
地元のホールで神田伯山さんの講談が聞けると知ったのは夏。
オット氏に伝えたところ、人気だろうからと先行購入ができるホールの友の会に即入会してたw
おかげで無事チケットが取れました。
神田伯山さんの名前はもちろん知っていましたが、迫力ある話し姿をテレビで垣間見る程度で予備知識ゼロ。
何言ってるのかわかるかなぁ…なんて思いながら伺いました。
壇上に座るや気楽な感じのおしゃべりではじまり、二階席も気遣う細やかさ。
講談というのはナレーションに近いと聞いていたけど、会話のシーンもある。意外と声色を変えて演じるんですね。
女性の台詞なんて本当にこの人から出ているの?と思うくらい艶っぽかったです✨
3つの演目の中に忠臣蔵の討ち入り前夜を描いたお話がありました。
私は泉岳寺そばで生まれ育ったので、それだけで嬉しい。
義士となる弟が何も知らない兄との今生の別れに向かう。
迫力と緩急のある語り口にぐーっと引き込まれました。
ちなみに忠臣蔵が今も世に残るのは、沢山の「別れ」があるからだと教わったそうです。
あぁ本当にそうだなぁと。
講談には活劇のようなものばかりでなく、笑えるもの泣けるものと様々な世界があるのを知ったので、また他のお話も聞きたくなりました。
せっかくだからと久々に着物を。
桔梗柄の袷。これもいただきものです。
赤い半衿も紺の名古屋帯も着物の柄の色から選びました。
ベルベットのショールと合わせると少し派手なコーデになりましたが、普段あまり使わない赤を楽しみました。
八掛も赤。
ちょうどお友達から教えてもらったNHKの番組「世界はほしいモノにあふれてる」の着物特集を観たタイミング。
ロンドンで着物を自由に着こなす人々の姿に、楽しむことが第一と教わったような気がして
背中を押されたのかもしれません。
本当にご近所のホールだったし、オット氏も仕事帰り直行だったので素敵な食事などはなしでしたが、気楽に楽しめてありがたいことでした



