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プリザーブドフラワーのお花屋さん shaoです。
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読書ログ5冊目。
「光圀伝」
冲方 丁
ブラタモリで『水戸』を観た後に図書館で出会ってしまいました。
この厚さに怯みつつ、でも借りたのは「天地明察」の冲方丁ならきっと…という期待でした。
それくらい「天地明察」がよかった。
果たして、天地明察を超える面白さに読む手が止まらず。
徳川光圀があのドラマのように諸国を漫遊したわけではないことは知っていましたが、表紙の通り猛々しい虎のようであり、かつ詩歌と史書編纂に生きた人だったとは知りませんでした。
そして、生涯を通じて愛する人々を見送り弔う運命だったんですね。
「義の人」光圀の人生をしっかり追えたことにも満足したし、なにより物語として素晴らしく面白かった!
光圀はもちろん、登場する人物たちにすっかり魅了されました。
これは冲方さんの力量ですよね。
この本の中に生きる人たちが皆愛おしい。
しみじみと読後感を味わえる本。
読めてよかった。
枝葉ですが、編著者名や製作された目的も未だ不明で、「謎の史料」とも言われる「土塊寇讎記」を水戸藩が密かに将軍家に献上したという設定も面白い。
以前読んだ『殿様の通信簿』に登場する
各藩の藩主や政治状況がつぶさに記された「土塊寇讎記」。
「大日本史」400巻を編纂するため藩士を全国に派遣していた水戸藩ならば各藩の実情を知ることも可能だったと思えます。
