Madness/Absolutely | Sinn音楽館

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CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「Madness/Absolutely」・1980年・2nd

01  Baggy Trousers

02  Embarrassment

03  E.R.N.I.E.

04  Close Escape

05  Not Home Today

06  On The Beat Pete

07  Solid Gone

08  Take It Or Leave It

09  Shadow Of Fear

10  Disappear

11  Overdone

12  In The Rain

13  You Said

14  The Return Of The Los Palmas 7

(PV:

 

●マッドネス(Wiki

1976年結成のイギリスの2トーン、スカ・バンド。

メンバーはグラハム・マクファーソン(Vo)、マイク・バーソン(Key)、クリス・フォアマン(G)、リー・トンプソン(Sax)、マーク・ベドフォード(B)、ダニエル・ウッドゲート(Dr)、カサル・スミス(Tp、Vo)

 

●2nd:「アブソルートリー」(旧邦題「独裁宣言」)

1st「One Step Beyond...」の約1年後リリースの2nd。

 

①「バギー・パンツ」:ポップ&キャッチーな軽快スカ。コミカルなPV必見。

②憂鬱陰鬱なスカ。吹きっぱなしサックス・ソロが印象的。

③グルーヴィーなスカ。跳ねるピアノ&オルガンが印象的。

④ユーモラス?悪ノリなファンキーなコミック・ソング。

⑤摩訶不思議な雰囲気の哀愁レゲエなスカ?

⑥ご機嫌なパーティー・ロック。各パートの見せ場有。

⑦(マッドネスらしい)おちゃらけた感じのノリノリなブギー・ウギ。

⑧淡々と黙々と進行する悲愴感漂うニューウェーブなスカ。

⑨ホラー・テイストのリズミカルなスカ。

⑩ニューウェーブ色の濃い明朗軽快なロック・ソング。

⑪ファンキー&ジャジーな雰囲気のムーディーな曲。

⑫明るいメロディ軽快なビートにのせ歌う失恋ソング?

⑬シリアス・タッチのスリリングなスカ。

⑭「ロス・パロマスの報告」:スウィング・ジャズな洒落たインスト。

 

①全英3位、②全英4位、⑭全英7位

本作後のマッドネス出演のホンダCM(「In The City」)の印象大で、日本では完全に忘れ去れた2nd。

 

(数少ない資料から読み取れる)日本でのマッドネス評はコミック・バンド、まともに聴く必要のないバンド、論評に値しないバンド・・・と散々。

日本ではそう思わなかったファンによる記事、資料が僅かに残っているだけ。

 

当時の偏った評価を信じるとダメだなあと思うばかりで、音楽は実際に聞いて自分で評価すべきだと思うばかり。

 

(左)オリジナル、(右)リ・プレス

長年謎だったのが、間違え探しのような微妙に異なるジャケットの存在。

ファン以外は気がつかずで1万枚売上追加プレス時に(左)ジャケットに変更。

 

 

●参考&過去記事