「Genesis/The Lamb Lies Down On Broadway」・1974年・6th
Disc1
01 The Lamb Lies Down On Broadway
05 In The Cage
06 The Grand Parade Of Lifeless Packaging
Disc2
03 Anyway
04 Here Comes The Supernatural Anaesthetist
05 The Lamia
06 Silent Sorrow In Empty Boats
08 Ravine
09 The Light Dies Down On Broadway
12 It
●ジェネシス（Wiki）
1967年結成のイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。
メンバーはピーター・ガブリエル（Vo）、マイク・ラザフォード （G、B）、トニー・バンクス（Key）、スティーヴ・ハケット（G）、フィル・コリンズ（Dr、Vo）
●6th：「眩惑のブロードウェイ」（Wiki）
5th「Selling England By The Pound」の1年1ヶ月後リリースの6th。
Disc1
①「眩惑のブロードウェイ」：物語に誘う荒々くアグレッシブなロック。
②「風防ガラスを探して」：緊張感漂う重苦しいプログレ。
③「1974年のブロードウェイ・メロディ」：ミステリアスな曲。
④「おかしな繭のなか」：ピアノとフルートが印象的なメロディアスな曲。
⑤「囚われのレエル」：ダイナミック＆エキセントリックなプログレ。
⑥「生命なき人形の大行進」：（加工された）ユーモアラスなピーターの語り。
⑦「追憶のニューヨーク」：変拍子のポップ・ロック風。
⑧「ヘアレス・ハート/間奏曲I」：センチメンタルなインスト。
⑨「カウンティング・アウト・タイム」：ピーター＆フィルのポップ・ソング。
⑩「カーペット・クロール」：切々と歌われる美しい寓話。ライブの定番曲。
⑪「32の扉の部屋」：苦悩懊悩を感じる陰鬱で刹那的な曲。
Disc2
①「百合のようなリリス」：メロディアスでポップ・ロック。
②「ウェイティング・ルーム/間奏曲II」：テクニカル＆プログレッシブなインスト。
③「エニイウェイ」：ドラマティック＆ハードなシンフォニック・ロック。
④「超自然的な麻酔手」：インスト・パート、爽快なギターが印象的。
⑤「妖婦ラミア」：悲しみを感じる静寂と騒然を行き来する曲。叙情的なG◎
⑥「エンプティ・ボート」：神秘的、幻想的なプログレッシブなインスト。
⑦「スリッパーマンの居留地」：3部構成の不思議な曲。
⑧「峡谷/間奏曲IV」：幕間曲なミステリアスなインスト。
⑨「ブロードウェイの光は死に絶えて」：D1①と対となる曲。
⑩「断崖のレエル」：シアトリカルなシンフォニック・ロック。
⑪「急流との戦い」：次曲の前奏な静寂で穏やかな曲。
⑫「イット」：爽快な雰囲気のキャッチー、リズミカルなプログレ。
上記邦題は最初期の物で、以降再盤時に変更され現在はカタカナ邦題に・・・
D1①、⑩等をシングル・カット。各国で色々なパターンでリリース。
プロデュースはジェネシスとジョン・バーンズ。アート・ワークはヒプノシス。
ジェネシスの最高傑作、最難関作として名高い6th。全23曲94分の2枚組大作。
ニューヨークに住むプエルトリコ人ラエルの摩訶不思議な物語。
当時2枚組のコンセプト・アルバム大作は珍しかったで話題に。個人的には今回歌詞まで踏み込めずで、いつかまた取り上げてみたいと思っております。
本作のツアー後の1975年ピーター・ガブリエル脱退。
●参考＆過去記事
