Annihilator/Remains | Sinn音楽館

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「Annihilator/Remains」・1996年・6th

01  Murder

02  Sexecution

03  Dead Wrong

04  Wind

05  No Love

06  It's You

07  I Want

08  Tricks And Traps

09  Human Remains

10  Never

11  Reaction

12  Bastiage

(1997年邦盤収録内容)

 

●アナイアレイター(Wiki

1984年結成のカナダのHMバンド。

メンバーはジェフ・ウォーターズ(G、B、Vo)、ジョン・ベイツ(G)、デイヴ・スティール(Vo)

 

●6th:「リメインズ」

5th「Refresh The Demon」の1年4ヶ月後リリースの6th。

 

①オープニングから衝撃的なモダンなヘヴィ・ロック。

②グルーヴィーなラウドロック。リズミカルなリフが印象的。

③シンプルなリフの繰り返しのヘヴィ・ロック。パンテラあの曲が元ネタ・・・

④メロディアスなHM。スローな前半からテンポアップし後半疾走。

⑤クール&ダークなインダストリアル・ロック。リフが何気にカッコイイ。

⑥(邦盤ボーナス・トラック)ガラッと雰囲気が変わる哀愁スロー・バラード。

⑦お待ちかねの疾走曲。イントロ&リフ&Gソロ◎

⑧特徴的なリフ&トリッキーなGソロのアナイアレイター節の疾走曲。

⑨ガリガリ刻み、ゴリゴリ押しまくるヘヴィなスラッシュ。

⑩ジェフのボーカルに合う?重いリフを繰り返すパンテラ風ラウドロック。

⑪超高速リフ連発のスラッシーな爆走曲。本作収録で注目されない惜しい曲。

⑫アウトロのインダストリアルなインスト。

 

インダストリアル、ラウドロック、モダンヘヴィ路線。

ジェフ・ウォーターズが全てのパートを担当。邦盤と海外盤は曲順等収録内容違い。

邦盤は前半がインダストリアル、モダンヘヴィ路線、後半が既存路線。

 

やけに単調なドラムマシンが気になるけど、インダストリアル、モダンヘヴィ路線ならそれもありかなと思うも味気なし。

本作の欠点はどこかで聞いたような元ネタが判りすぎる事かも。

 

メロディアス志向の日本では問題作で低評価多し。

この辺は雑誌や評論家の悪い影響もあったで、総じてインダストリアル、ヘヴィ・ロック、オルタナ等は低評価になりがち。

 

既存路線を捨ててのインダストリアル化ゆえに批判多かったのかも。

次作「Criteria For A Black Widow」は初期路線に原点回帰しているので、本作は日本以外でもウケが悪かった模様。

 

 

●参考&過去記事