Cowboy Junkies/The Trinity Session | Sinn音楽館

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「Cowboy Junkies/The Trinity Session」・1988年・2nd

01  Mining For Gold

02  Misguided Angel

03  Blue Moon Revisited (Song For Elvis)

04  I Don't Get It

05  I'm So Lonesome I Could Cry

06  To Love Is To Bury

07  200 More Miles

08  Dreaming My Dreams With You

09  Working On A Building

10  Sweet Jane

11  Postcard Blues

12  Walkin' After Midnight

(PV:②、③、⑩ CD収録内容)

 

●カウボーイ・ジャンキーズ

1985年結成のカナダのカントリー、フォーク・ロックバンド。

メンバーはマーゴ・ティミンズ(Vo)、マイケル・ティミンス(G)、ピーター・ティミンズ(Ds)、アラン・アントン(B)

 

●2nd:「トリニティ・セッション」(R32P-1188)

1st「Whites Off Earth Now!!」の2年後リリースの2nd。

 

①トラディッショナル・ソングをアカペラでカバー。

②物憂げでエモーショナルな歌声のブルージーなバラード。

③オリジナル曲+名曲「Blue Moon」を組み合わせた名バラード。

④オリジナルの気怠いブルース・ソング。

⑤「泣きたいほどの寂しさだ」:ハンク・ウィリアムズのカバー。

⑥凛とした歌声と張りつめた雰囲気のカントリー、ブルーグラス。

⑦「200モア・マイルズ」:消え入りそうな囁きのような歌声が印象的。

⑧「夢を夢見て」:アレン・レイノルズのカバー。

⑨トラディッショナル・ソングのカバー。

⑩ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカバー。静かに内に秘めた熱い歌声◎

⑪ハープが印象的なオリジナルのスロー・ブルース。

⑫パッツィー・クラインのカバー。

 

⑩カナダ75位、②カナダ24位、③全英87位

アナログは全10曲(③、⑨未収録)仕様。

 

1987年11月27日トロント・ホーリー トリニティ教会で録音。

マイク一本の一発録り、録音時間14時間、教会を借りた費用150ドルのライブ・アルバム。

本作が話題となりメジャー・レーベルRCAからワールド・ワイド・デビュー。

 

少ない音数で淡々と進行するカントリー、ブルース。

本作は現在オルタナ・カントリーの名盤だとか、もっとも当時オルタナ・カントリーなんてカテゴリーはなかったけど・・・

 

日本では伝説?神格化?されすぎな一枚。

本作一枚のみだけ評価されバンドの評価に繋がらず。カウボーイ・ジャンキーズは日本語Wikiページすらないのが現状。

 

 

●参考&過去記事