「Wobbler/Rites At Dawn」・2011年・3rd
01 Lucid
02 Lá Bealtaine
03 In Orbit
06 The River
07 Lucid Dreams
●ウォブラー
1999年結成のノルウェーのプログレッシブ・ロックバンド。
メンバーはKristian Karl Hultgren(B)、Lars Fredrik Frøislie(Key)、Martin Nordrum Kneppen(Dr)、Andreas Wettergreen Strømman Prestmo(Vo、G)、Morten Andreas Eriksen(G)
●3rd:「夜明けの儀式」
2nd「Afterglow」の2年3ヶ月後リリースの3rd。
①ミステリアスで静かなインスト小曲。
②変拍子の嵐とメロトロンの洪水なメランコリックなプログレ。
③静と動、緩急差の激しいシンフォニック・ロック大曲。
④静寂から激情へ変化するメロウで陰鬱な曲。鳴り響き続けるメロトロンが凄い。
⑤叙情的で優雅な序盤、中盤スピードアップし疾走するドラマティックな曲。
⑥メロウ、ポップ、ファンキーなレトロなアヴァンギャルド・ロック。
⑦幻想的、神秘的なインスト小曲。
Tony Johannessen脱退、Andreas Wettergreen Strømman Prestmo加入。
本作はイエスとの類似性が指摘されており、その最大要因はジョン・アンダーソン似のボーカルにチェンジしたから。
歌声を生かすべく、イエスを彷彿させるフレーズ、アレンジなどを加味している思います。
コーラスは70年代のイエス風で雰囲気は似ているけど、本家にソックリだとは思えず。
当時物の楽器の使用、微妙漂うB級感が70年代っぽさを増幅させており、王道でレトロなプログレッシブ・ロックを楽しめるアルバム。
●参考&過去記事