「Kate Bush/The Sensual World」・1989年・6th
03 The Fog
04 Reaching Out
●ケイト・ブッシュ(Wiki)
1977年デビューのイギリス人ミュージシャン。
代表曲は「Wuthering Heights」、「Babooshka」、「Running Up That Hill」等。
●6th:「センシュアル・ワールド」
5th「Hounds Of Love」の4年後リリースの6th。
①イリアン・パイプに妖艶な歌声が絡み合う、異国情緒漂う官能的な曲。
②アヴァンギャルドなテンションの高いロック。デヴィッド・ギルモアのGソロ◎
③ケルト色の濃い美しい民族音楽風。時折聞こえる声はケイトの父親。
④ストリングスとトリオ・ブルガリアのコーラスが良い神秘的な曲。
⑤変態個性的なベースが映える、アヴァンギャルドでドラマティックなロック・チューン。
⑥ケイトの切ない歌声&トリオ・ブルガリアのコーラスによる切なく美しい曲。
⑦ケルト色の濃い曲。印象的なケルティック・ハープはアラン・スティーヴェル。
⑧ケイトの歌声、トリオ・ブルガリアのコーラス、イリアン・パイプのマッチングが凄すぎ。
⑨トリオ・ブルガリアをフューチャーしたプログレッシブ・ロック。終盤が凄い。
⑩出産がテーマのメロディアスなバラード。現在も売れ続ける超ロング・ヒット曲。
①全英12位、⑩全英25位、②全英38位
間にベスト「The Whole Story」を挟んでの6th。ケイト・ブッシュによるセルフ・プロデュース作。
「This Woman's Work」:1988年公開映画「結婚の条件」挿入歌。
男性視点の歌詞、物語の結末は明かされず、様々な歌詞の解釈がある曲。
デヴィッド・ギルモア、ジョン・ギブリン、ミック・カーン、アラン・マーフィー等が参加。
ワールドミュージック色の強い本作にはザ・トリオ・ブルガリア(ブルガリアン・ヴォイス)、アラン・スティーヴェル、アイルランドの民族楽団等も参加。
各国の民族音楽と多数の民族楽器(イリアン・パイプス、ケルティック・ハープ、ブズーキ、ヴァリハ、ツパン等)を使用した、ワールド・ミュージック色の強い作風。
本作をリアルタイムで聴くも経験値不足で理解しきれず・・・同時期に購入の理解しやすい旧譜の1st~4thにハマってました。
再評価は10年代で、いかに当時の自分が理解できていなかったかを痛感。
●参考&過去記事