Billy Idol/Cyberpunk | Sinn音楽館

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「Billy Idol/Cyberpunk」・1993年・5th

01  Intro

02  Wasteland

03  Interlude

04  Shock To The System

05  Tomorrow People

06  Adam In Chains

07  Neuromancer

08  Power Junkie

09  Interlude

10  Love Labours On

11  Heroin

12  Interlude

13  Shangrila

14  Concrete Kingdom

15  Interlude

16  Venus

17  Then The Night Comes

18  Interlude

19  Mother Dawn

20  Outro

(PV:

 

●ビリー・アイドル(Wiki

1976年ジェネレーションXでデビュー。1981年解散後渡米しソロ・デビュー。

代表曲は「Rebel Yell」、「Eyes Without a Face」、「Mony Mony」等。

 

●5th:「サイバーパンク」

4th「Charmed Life」から約3年ぶりの5th。

 

②退廃的な雰囲気が漂うインダストリアル・ロック。

④ロサンゼルス暴動を題材としたキャッチーなパンク・ロック。

⑤加工されまくった音&歌声が印象的なデジタル・パンク。

⑥前半は長いナレーション(催眠術)、後半はビリーらしいクールなロック。

⑦クールからホットへ盛り上がるアグレッシブなロック・チューン。

⑧ワイルド&パワフルなハードなパンク・ロック。ビリーの熱唱が最高。

⑩クールでミステリアスな曲。囁きがなるビリーの歌声が印象的。

⑪ヴェルヴェット・アンダーグランドのカバー。ハウス風の味付けが異色。

⑬中近東風な雰囲気が漂うミステリアスなスロー・ロック。

⑭ハードでビートの効いたHR。終盤はハードな味付けの曲多し。

⑯ノイジーなサウンドをバックに淡々とクールに歌う。

⑰ダンサブルなパンク・ロック。ワイルドな歌声に絡むコーラスがイイ感じ。

⑲ブルー・パールのカバー。ドゥラガ・マクブルームとのデュエット?

①、③、⑨、⑫、⑮、⑱、⑳はメッセージ&SE(曲目はクレジットされておらず)。

 

⑪、②全英30位、全米105位、⑥、②

全20曲70分越えのビリー・アイドル渾身のコンセプト・アルバム。

 

「Shock To The System」:全英30位、全米105位

世紀末、近未来的な映像が刺激的。ビリーらしい映像だと思うのですがヒットせず・・・

 

セールスは失敗し一般的には駄作失敗作扱い、ファンの評価も否定的な意見多し。

しかし現在改めて聴くとデジタル+パンクの融合と、コンセプトが面白いアルバム。

個人的には聞いた時々で評価が変わってしまう評価しづらいアルバム。

 

リアルタイム世代よりも、ビリーをあまり知らない後の世代の方が正当評価できるかも。

そして意外にハマる人もいそうなのですが、いかにせん埋もれ忘れ去れております。

 

次作「Devil's Playground」は13年後の2005年リリース。

この間ベスト等がリリースされるだけで音楽活動が停滞、俳優として活動していたようです。

 

(左)2006年再発盤はジャケ違い。(右)オリジナル・ジャケットは癖が強すぎたかも・・・

 

 

●参考&過去記事