Animotion/Obsession | Sinn音楽館

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アニモーションの1984年リリースのシングルで全米6位、全英5位。

 

アニモーションは80年代の一発屋扱いの80年代を駆け抜けたバンド。

本曲以外にも「Room To Move」(全米9位)等がヒットしており、一発屋ではない)

 

チープなシンセの音色と軽快なビートがイイ感じな80sソング。

カラッと陽気な音色がアメリカのバンドだなあと思うばかり。

 

アニモーションはアメリカのニューウェーブ・バンドですが、明らかに当時のニューロマンティック・ブームからの影響大なバンド。

特に同じく男女ボーカルのヒューマン・リーグからの影響が大きい気がします。

 

PVは日本ではチャート順位以上にオンエアーされており、記憶に刷り込まれております。

PVで突如意味不明に登場するコスプレは、クレオパトラはとマルクス・アントニウス。なぜカエサルじゃないんだろうと思い調べると・・・

 

曲名「Obsession」(執着、妄想、強迫観念)と歌詞内容から考えると、確かにカエサルよりもマルクス・アントニウスの方が(史実を考えると)歌詞に合うのか。

そんなことを調べていたら昔よく読んだローマ史が気になってしまいました。

 

オリジナルは1983年リリースのマイケル・デ・パレス&ホーリー・ナイト。

1983年公開映画「ナイト・イン・ヘブン」の挿入歌だったようです。

 

マイケル・デ・パレス&ホーリー・ナイトと聞いてピンとくる人はコアな洋楽ファンだけ。

マイケル・デ・パレスと聞いてシルヴァーヘッドよりも、パワーステーションのロバート・パーマーの代役ボーカリストとしての記憶の方が強いかも。現在は俳優業がメインの模様。

 

ホーリー・ナイトもスパイダー、デバイスのメンバー・・・なんて事は誰も覚えておらず。

シンガー、ミュージシャンとしてよりも数多のヒット曲を持つソングライターとして有名。

 

そんな二人のデュエットを地味に感じるのは、派手なカバーのせいだけでなく二人に対する先入観もあるのかも・・・

 

●参考&過去記事