「Dionysus/Anima Mundi」・2004年・2nd
01 Divine
03 Anima Mundi
05 What
09 Forever More
(注:邦盤曲順)
●ディオニソス
1999年結成のスウェーデン、ドイツのパワー・メタルバンド。
メンバーはジョニー・ウリーン(G)、ノビー・ノベルグ(B)、ロニー・ミラノヴィック(Ds)、オラフ・へイヤー(Vo)、カスパー・ダールクヴィスト(Key)
●2nd:「アニマ・ムンディ」(MICP-10422)
1st「Sign Of Truth」の1年2ヶ月後リリースの2nd。
①哀愁疾走曲。オラフのハイトーンとネオクラシカルなソロが◎
②ヘヴィなスロー・ソング。ちょっとバンドのカラーとは異なる曲かも。
③キャッチー&メロディアスな哀愁北欧メタル。モロ日本人好みな曲で人気高。
④クラシカルなイントロから一転し哀愁パワー・メタルに変化。
⑤テクニカルな曲。中間部のインスト・パートはまさにプログレッシヴ・メタル。
⑥バンドらしい哀愁ミドル・ナンバー。
⑦男臭いジャーマン・メタルのような壮大で勇壮なパワー・メタル。
⑧スピード&キャッチーな哀愁疾走曲。キーパー・メタル路線。
⑨AORな美メロのシンフォニックなバラード。歌えるVoがいればこその曲。
⑩イングヴェイからの影響大すぎるネオクラ路線。好きな人には堪らない曲。
今まで気がつかずでしたが邦盤はなぜか曲順違いでの収録。
邦盤は⑪「Holy War」(Demo)、⑫「Pouring Rain」(Demo)、⑬「Key Into The Past」(Demo)の3曲をボーナス・トラック収録。
本作はネオクラ、メロスピ、シンフォニック・メタルが好きな人に高評価。問題はその層(ファン)にしか受け入れられずで、極めて狭い範囲内でしか評価されず・・・
ネオクラシカルに特化した音楽性と完成度の高さが、間口を狭くしてしまった気がします。
個人的お気に入りですが改めて聞き直すと、ハマる人にしかハマらない音楽かも。
この辺はかつてのネイション(ジョニー・ウリーン、ノビー・ノベルグが所属)と立ち位置が似すぎているような気がします。
●参考&過去記事