「鈴木彩子/BORO BORO」・1994年・5th
01 Generation
02 自由へのスタート
03 太陽になれない星
04 BACK STREETが俺を愛してる
05 Dreamer
06 たった一度の物語
07 ミステリー~運命~
08 罪
09 HELP
10 BORO BORO
11 道
12 希望の鐘
(PV:④、⑧)
●鈴木彩子(Wiki)
1990年デビューの女性ロッカー。1998年サイコ、2001年SAICOに改名。
代表曲は「葛藤」、「HELP」、「春夏秋冬」、「あの素晴しい愛をもう一度」等。
●5th:「BORO BORO」
4th「けがれなき大人への道」の9ヶ月後リリースの5th。
作詞:鈴木彩子(①~③、⑤~⑪)、鈴木光城(④、⑤、⑨~⑪)、高見沢俊彦(⑫)
作曲:鈴木彩子(①~③、⑥~⑧、⑪)、千葉有一(④、⑤、⑨~⑪)、高見沢俊彦(⑫)
①カラッとしたサウンドの雄大なアメリカンHR。伸びやかな歌声が◎
②ライブで映えそうなキャッチーなガールズ・ロック。
③キラキラ・シンセが目立つロック。平凡でちょっと地味・・・
④男目線のアメリカンHR。外部ライター作なので仕方ないけどチグハグ感大。
⑤未来への不安と希望を歌うガールズ・ロック。
⑥甘酸っぱい青春時代を歌う歌謡曲なラブ・バラード。
⑦サスペンスな哀愁歌謡ロック。陰りある歌声がお気に入り。
⑧ネガティブな歌詞が炸裂する陰鬱なフォーク・ロック。
⑨青臭さ全開の青春ロック。好き嫌い別れそうな歌詞、尾崎豊風は語弊あり?
⑩タイトル・トラックは明るい音色のネガティブなロック。
⑪未来への不安を切々と歌うピアノ・バラード。
⑫高見沢俊彦作の明るい音色のハード・ロック。
⑨12th(CW「太陽になれない星」)、⑫13th(CW⑤):「JNNニュースの森」ED
⑧14th(CW「暗闇を着せられた僕」)
その時その場所でしか共感できないアルバムなのかも。
汚れた大人を嫌悪、未来への不安、心の葛藤を歌うネガティブな歌詞は鈴木彩子ならでは。
鈴木彩子の代表曲を収録、現在では取り上げられず忘れ去れた一枚。
懐かしさを感じれど、当時あれだけ心に響いた歌詞が共感出来ず。
何も知らずの若く青臭い自分ではなく、薄汚れた大人となってしまったからかも。
●参考&過去記事