「Greg Lake/Greg Lake」・1981年・1st
03 It Hurts
06 Long Goodbye
07 The Lie
08 Someone
09 Let Me Love You Once Before You Go
●グレッグ・レイク(Wiki)
キング・クリムゾン、エマーソン・レイク・&・パーマーに在籍したボーカリスト&ベーシスト。
●1st:「グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア」
EL&P解散後に作成された、グレッグレイクの1stソロアルバム。
①ゲイリー・ムーア作のギンギンのHR。この路線でもっと聞きたかったかも。
②ハード・ポップなボブ・デュランの曲(クレジットはグレッグとの共作)。
③グレックらしい哀愁バラード。ゲイリーの泣きのギターがイイ感じにハマってます。
④EL&P「Love Beach」を彷彿させるAOR路線。本作にはちょっと合わずかも。
⑤哀愁ドラマティック&オペラなHR。もっとシンセ鳴っていたらエイジアな曲。
⑥ノリノリなギター・ロック。ギター×キーボードの掛け合いが聞きどころ。
⑦陰り感じるブリティッシュ・ロック路線。聞いてなんとなくMSGを思い出しました。
⑧ブルース、ジャズっぽい雰囲気の実験的な曲。本作の中では浮き気味。
⑨ダスティ・スプリングフィールドのカバー。枯れたイイ感じのバラードで、曲の良さが光る。
⑩エレクトリックトラディショナル・ソング?、グレッグの歌声&雰囲気に合った曲。
①日本、②、③ヨーロッパ圏、⑨北米(全米48位)、⑩ドイツをシングル・カット
参加メンバーはグレッグ・レイク(Vo、G)(グレッグはベースでなくギターを担当)、ゲイリー・ムーア(G)、トリストラム・マーゲッツ(B)、テッド・マッケンナ(Ds)、トミー・アイアー (Key)。
ゲスト参加はスティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、マイケル・ジャイルズ等。
邦題からゲイリー・ムーア全面参加のような印象を受けますが、実際には①(ゲイリー作)、⑤、⑥、⑦等の曲に参加している模様。
オープニング・ナンバーを聞いたら、&ゲイリー・ムーアとしたくなる気持ちは判るけど。
ゲイリー参加の経緯はマネージメントが同じだった事よりも、契約問題等でゲイリーのスケジュールが空いていた事がおおきかったようです。
本作リリース後にこのメンバーでツアーに出ており、その音源もリリースされております。
●リマスター&ボーナス
本作は何度か再盤されており、2015年リリースの1st&2ndの再発盤は、1stに「You Really Got A Hold On Me」、「You're Good With Your Love」、「Cold Side Of A Woman」を追加収録。
2ndには「Hold Me」を収録。リマスター効果抜群でおススメです。
●参考
Emerson, Lake & Palmer:ディスコグラフィ&関連記事