Enya/Watermark | Sinn音楽館

Sinn音楽館

CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「Enya/Watermark」・1988年・2nd
01 
 Watermark
02  Cursum Perficio
03  On Your Shore
04  Storms in Africa
05  Exile
06  Miss Clare Remembers
07  Orinoco Flow
08  Evening Falls
09  River
10  The Longships
11  Na Laetha Geal M'óige

(PV:

 

●エンヤ(Wiki

1980年ファミリーバンド・クラナド(兄弟3人と叔父2人)に参加、1982年脱退しソロへ。

何百回もオーバー・ダビングする独特の手法で、「Orinoco Flow」を大ヒットさせる。

 

●2nd:「ウォーターマーク」

1st「The Celts」の1年半後にリリースされた2nd。

①、⑥、⑨インストゥルメンタル、②ラテン語、④、⑩、⑪ゲール語、③、⑤、⑦、⑧英語歌唱。

 

①物語の序章のタイトルトラックは穏やかなピアノ・インスト。

②歌というより映画の一幕な曲。

③ヒーリング効果抜群の歌声に聞き惚れてしまう、アンビエントな曲。

④歌というより囁きの曲。シングルVerよりもヒーリング効果大。

⑤穏やかな湖面のような曲。映画「L.A.ストーリー」等、サントラ、TVでの使用率の高い曲。

⑥幕間曲なピアノ・インスト小曲。

⑦ポップ&キャッチーなのにオンリー・ワンの曲、日本ではエンヤと言えばこの曲。

⑧エンヤの歌声が響くニュー・エイジミュージック。

⑨結末へと誘うピアノ・インスト曲。

⑩天使の囁きのようなヒーリング・ソング。

⑪シンセとバグパイプの組み合わせが新鮮。タイトルは「輝ける我が青春の日々」の意。

 

⑦全英1位、全米24位、⑧全英20位、④全英41位、⑤チャート外

④シングルは英語歌唱Ver「Storms in Africa (Pt. II)」で本作収録曲と異なる。

 

⑦「Orinoco Flow」気の遠くなるオーバー・ダビングを重ねて作成された曲。音もさることながら、一度見たら忘れられないPVも衝撃的でした。

PVは最近4K化され秀麗な映像になりました。

 

80年代末期の日本ではCDブーム、そしてワールド・ミュージック・ブームで、エンヤはその代表的な存在でした。

時代の波に乗ったではないですが、この時代だったから商業的にも成功したのかも。

 

当時の日本は音楽が最優先の人多しで、インスト、ゲール語、ラテン語歌唱が気にならず。洋楽がお茶の間まで進出していた時代ならではで、現在だとちょっと厳しかったかも。

リリースから30年以上経過しますが、名作は色褪せずで今なお輝き続けるアルバム。

 

●参考

Enya(エンヤ):ディスコグラフィ&関連記事