Montrose/Jump On It | Sinn音楽館

Sinn音楽館

CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「Montrose/Jump On It」・1976年・4th

01  Let's Go

02  What Are You Waitin' For?

03  Tuft-Sedge

04  Music Man

05  Jump on It

06  Rich Man

07  Crazy for You

08  Merry-Go-Round

 

●モントローズ(Wiki

1973年結成のHRバンド。

メンバーはロニー・モントローズ(G)、デニー・カーマッシ(Ds)、ボブ・ジェイムス(Vo)、ジム・アルシヴァー(Key)、ランディ・ジョー・ホッブス(B)。

 

●4th:「反逆のジャンプ」

3rd「Warner Brothers Presents... Montrose!」の1年後リリースの4th。

アラン・フィッツジェラルド脱退(サミーのバックバンド加入)、ランディ・ジョー・ホッブス加入。

 

①ハードなギターが唸る、ヘヴィなオープニング・ナンバー。

②ハード・ポップの中に、ロニーのテクニカルなGソロを混ぜ込んだ曲。

③アコースティック・ギターとシンせによるプログレ風味のインスト曲。

④哀愁漂う枯れたバラード。ちょっとエアロ風なのはプロデューサーが一緒からか?

⑤疾走感が心地よいHRナンバー。ロニーの狂い弾きが◎

⑥カントリー・テイストのバラード。明るくポップだけど歌詞は暗い・・・

⑦キラキラした音色のハード・ポップ。

⑧インストパートの長い組曲風。途中で唐突に挿入される効果音にビックリ?

 

⑤、①、④をシングルカット。ヒプノシスによる刺激的なジャケットが話題に。

②、⑥はエドガー・ウィンター・グループの僚友ダン・ハートマンの曲。

 

モントローズはアルバム毎に傾向が異なっておりますが、聞きやすさからか本作はファン多し。

個人的にはコレはコレで良いで前作よりも好み、ただ音楽的な好みはサミー時代の1st押し。

 

本作リリース後のツアーでボブ・ジェイムスが脱退し、バンドは空中分解。ロニー・モントローズはソロを経てガンマを結成。

その後紆余曲折あり、1987年に5th「Mean」をリリースするも商業的に失敗。

 

●参考

Montrose(モントローズ):ディスコグラフィ&関連記事