Limahl/Colour All My Days | Sinn音楽館

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「Limahl/Colour All My Days」・1986年・2nd

01  Love In Your Eyes

02  Colour All My Days

03  Nothing On Earth (Can Keep Me From You)

04  Tonight Will Be The Night

05  Working Out

06  Don't Send For Me

07  Shock

08  Inside To Outside

09  Love Will Tear The Soul

10  For My Heart's Sake

(PV:

 

●リマール(Wiki

ソロ活動を経てカジャグーグー加入、1983年脱退しソロへ。

代表曲は映画「ネバーエンディング・ストーリー」主題歌「The Never Ending Story」。

 

●2nd:「カラー・オール・マイ・デイズ」

1st「Don't Suppose」の1年8ヶ月後リリースの2nd。

 

①アーバンテイストの甘いAORバラード。いきなりこの曲はファンには厳しかったかも。

②意図的にこの音だと思うのですが、ペラペラ&スカスカなダンス・ポップ。

③この曲も①と同じく甘すぎなAORバラード。

④哀愁エレポップ。ただし地味で目立たず・・・

⑤キラキラ・アイドル・ポップをラップ調で歌う。この曲が一番面白い曲。

⑥映画のサントラのような曲で、リマール&ジョルジオの組み合わせが◎

⑦12インチVerみたいなテクノ&ダンスポップ。どこかで聞いたようなフレーズ多し。

⑧アイドル色の強いダンス・ポップ。80年代初頭ならウケたかも。

⑨サックスが印象的なエレポップ。

⑩ラストも印象に残らず・・・10曲中数曲しか引っかからず。

 

本作からは①全英80位、⑧、②、⑥をシングルカット。

「The Never Ending Story」がヒットし、期待されるもヒットせず・・・

 

プロデューサーは「The Never Ending Story」でタッグを組んだジョルジオ・モロダー。

5曲がジョルジオ・モロダー作で、歌詞は(⑦以外)リマール作。期待されたこの組み合わせで、なぜこんな駄作が生まれたんだろう?

 

この頃のジョルジオ・モロダーは、アタリハズレが大きかったで本作はハズレの代表作。

勿論理由はそれだけではないで、前作同様にリマール作の曲の出来に問題も・・・

 

個人的には実験的だった1stよりも、ディスコ、アイドル・ポップ的な本作の方が好み。

問題はどこかで聞いたような音ばかりで、目新しさ&面白さがなかった事。本作のペラペラ・スカスカな音も厳しく、アイドル・リマールがカラオケで歌っているような印象。

 

初CD化は2014年のカジャグーグー&リマールのボックスセット(唯一のCD化の模様)。

日本だけでなく世界中で忘れ去れたアルバム。

 

●参考&過去記事