ちょっとウ~ンな話:時代の流れと消えゆく記事 | Sinn音楽館

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CD紹介&音楽関連のブログ。

今回は時代の移り変わりと消えていく記事について。

 

アルバム紹介の記事を書く時に、(自分の感想を書いた後)参考になる記事をチェックし、情報のダブルチェックしております。

そんな中困った事に、90年代邦楽の参考になる記事が激減しております。

 

洋楽やHR/HMは参考になる記事あり。そして英語で書かれたサイトを参照という手段があるのですが、邦楽はその手は使えず。

 

●消えてしまった記事:個人HP

90年代邦楽記事は、90年代後半~00年代前半に個人HPでたくさん取り上げられてました。

 

個人HPは総合的な物よりも、特定のアーチストに特化したファンサイトが多し。

ソフトだけでなくライブや出演TVやラジオについて等、リアルタイムならではの情報多しでした。

画像の容量制限や、デジカメやスキャナーが高かったのでビジュアル面ではイマイチだったかも。

 

問題は当時のHPは有料やプロバイダー限定のサービスで、プロバイダーの淘汰(合併)や、乗換によりHPが消滅したパターン多し。

現在検索しても個人HPがヒットする事は、ほとんどなく20年間で絶滅に近い状態に。

 

●消えてしまった記事:ブログ

00年代中頃から登場したのがブログサービスで、00年代後半は盛り上がりました。10年代から他のSNSに押され衰退。

こちらもブログサービスの廃止で数多くの記事が消滅・・・

 

自分はアメブロに引っ越してくる前はヤフーブログでした。

残念ながら引っ越さず消えたブログ多しで、貴重な情報を含んだ音楽ブログも、あっけなく消滅し2度と見ることができず。

 

●現在

現在ならインスタ、フェイスブックなのですが、検索し稀にヒットしても画像ばかりで、文字情報や当時のネタが得られず。

たぶんもっと探せばなのでしょうが効率が悪すぎて諦め。

 

恐らく現在検索して一番ヒットするのは、アマゾン、HMV、タワレコ等の商品サイト。

そこに書かれた説明文(CDジャーナル引用率高し)や商品レビューは微妙(中には参考になる物もありますが)で、基本情報から間違っている物も多し。

 

●マイ・ブログ

そんな状態なので90年代邦楽の記事は検索されやすく、アクセス数を稼いでくれるのですが、マイナーになればなる程シンドイ&手間がかかるのが難点。

そして問題なのは先がないことで、今後は知りたいと思う人が減ってくる事。

 

邦楽の悲しい現実で(一部のアーチストを除き)短命な活動が多し。時代によるファンの偏りが多きため、後追いで聞く人が極端に少なく後の世代に受け継がれず。

CDは再盤されない動画サイトに音源無しの八方塞がりで、文字通り忘れ去れるカテゴリーかも。