相馬裕子/Prism | Sinn音楽館

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「相馬裕子/Prism」・1996年・5th
01
 process
02  星に願いを
03  お嫁さんがほしい
04  さよならをするということは、
05  あの駅まで
06  僕のいない夜
07
 LION in the ZOO
08  ワイパー
09  帰れないふたり
10
 これからも
(公式音源無し)

 

●相馬裕子(Wiki

1991年デビューのシンガー・ソングライター。

90年代GiRLPOPブームの代表的アーチスト。

 

●5th:「Prism」(PHCL-5044)

4th「愛が教えてくれたもの」の2年8ヶ月、EP「CHEERS!」の4ヶ月後リリースのEP。

 

作詞:相馬裕子(①、③、④、⑧~⑩)、広瀬香美(②)、いしいめぐみ(⑤、⑥)、前田たかひろ(⑦)

作曲:山口美央子(①、④、⑨)、広瀬香美(②)、中野多佳子(③)、いしいめぐみ(⑤、⑥)、斎藤英夫(⑦、⑩)、小森田実(⑧)

 

①伸びやかで雄大なフォーク・ロック。当時流行のU2からの影響大。

②広瀬香美作の元気溌剌でキャッチーなガール・ポップ。

③相馬裕子の本音炸裂のユニークな歌詞。相馬裕子らしいと妙に納得したファン多し?

④ハートフルで力強いフォーク・ロック。

⑤活動初期を彷彿させる子守歌のようなバラード。優しい歌声が印象的。

⑥素朴で暖かみのあるハートフルなフォーク・バラード。

⑦現代社会に対するシニカルな歌詞が光るシティ・ポップ。

⑧テクノ?ディスコ?アンビエント?な哀愁ユーロ。ガゼボのあの曲に似ている?

⑨浮遊感の漂うアンビエントなオシャレ・ポップ。悩ましい囁くような歌声◎

⑩自身の引っ越し経験から着想を得た曲。相馬裕子は引っ越し魔だそうです。

 

②4th(CW④「さよならをするということは、」):ドラマ「こんな私に誰がした」主題歌

⑦5th(CW⑩「これからも」):TV「ザ・ワイド」ED

帯文句は「日常をプリズムにかざしてみよう」

 

多種多様多彩で冒険的&実験的な内容でソニー時代と違った魅力有。

個人的一押しは前田たかひろ作⑦「LION in the ZOO」。③記載はありませんがEP収録の物とはラストが違うVer違い。

 

マーキュリー・ミュージックに移籍しEP「CHEERS!」、本作と順調な活動を展開と思いきや・・・マーキュリー・ミュージックを離脱。

以降態勢立て直し&女優業もあり、次作「de light」まで5年と間が空くことに。

 

ガール・ポップブームは90年代後半から失速し90年代末期に終了。

レコード会社との契約を失ったアーチスト多しで、引退(フェードアウト)か活動の場を移したアーチスト多し。

 

 

●参考&過去記事