「さねよしいさ子/手足」・1992年・3rd
01 春の胸
02 イーハトーヴ
03 リデルの散歩
04 月といもうと
05 手足
06 マッチ箱
07 Vaitape i Nunne
08 モナモナの唄
09 君に寄り添う
10 あした あしたが来る
(公式音源無し)
●さねよしいさ子(Wiki)
1990年デビューのシンガーソングライター、女優、声優。
代表曲は「マルコじいさん」、「幸福のカノン」、「たこやきマントマン」等。
●3rd:「手足」
2nd「ペクレナトルホポワ」の1年後リリースの3rd。
作詞:さねよしいさ子(①~⑥、⑧~⑩)、Victor Mataaihau(⑦)
作曲:さねよしいさ子(①~⑥、⑧~⑩)、Victor Mataaihau(⑦)
①幻想的でアンビエントなオープニング。舌足らずな歌声◎
②宮澤賢治の幻想的な世界を歌う。メルヘン&ファンタジックなさねよし節炸裂。
③のほほ~ん&ダラリ~ンなハワイアン風。
④絵本を曲にしたような浮遊感漂う曲。
⑤己の心の奥深い部分・・・そこにあるものは光なのか闇なのか?詩人さねよしいさ子。
⑥ファンタジック、コミカル、そしてホラー・・・
⑦タヒチアンのカバーをポリネシア語(?)歌唱。
⑧ウクレレと笛の音が印象的なハワイアン風小曲。
⑨しっとりしとやかなピアノ・バラード。エンヤの世界感に近いかも。
⑩無邪気に高らか歌うファンタジックなマーチ。
③3rd「幸福のカノン」CW、⑩5th「二人で描こう夜空いっぱいのハート」CW
前作は陽性のアルバムでしたが、本作はちょっと陰鬱で影の強い作風でファン向き。
一部ハワイ録音でハワイアン、タヒチアンの曲を数曲収録。
その一方で従来の心の痛みやもがきを歌う曲も凄く⑤「手足」の歌詞が凄すぎ。
バラエティに富みすぎで統一感は皆無ですが、それがまたさねよしいさ子らしいかも。
初期作は3rdが最も目立たず取り上げられず・・・
検索しても断片的な情報しかないで、見落としている事が多いかも。
●参考&過去記事