Chica Boom/Esencia | Sinn音楽館

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「Chica Boom/Esencia」・1993年・3rd
01
 
02  微笑みの約束
03  もう想い出に逃げない
04  タブー
05  ある日、あなたに
06  このまま夢の中で
07  Esencia
08  ドンドコ
09  ¿ A dónde vamos?
10  月になりたい
11  ラストダンスは私に
12  Yemaya

(PV:⑪)

 

●Chica Boom(Wiki

1984年結成の女性サルサバンド。

メンバーは森村あずさ(tim)、志村享子(Vo)、小野かほり(bon)、石田みき(con),坂口かおる(b)、山本聡子(tron)、柴草玲(Key)

 

●3rd:「Esencia」

2nd「愛し Te Quiero~Chica BoomII~」の1年2ヶ月後リリースの3rd。

 

作詞:志村享子(①、⑤、⑩)、及川眠子(②、③)、岩里祐穂(④、⑥)、山本聡子(⑤)、Chica Boom(⑦、⑧)、森村あずさ(⑧)、岩村健二郎(⑨)、Doc Pomus/Mort Shuman(⑪)

 

作曲:志村享子(①、⑨)、森村あずさ(②、⑧、⑩)、柴草玲(③、④)、奈良部匠平(③)、山本聡子(⑤)、小野かほり(⑥)、坂口かおる(⑦)、Doc Pomus/Mort Shuman(⑪)

 

①午後の微睡のような、ゆったりマッタリなボサノヴァ。

②郷愁感漂う哀愁歌謡曲風のサルサ。

③AOR色の強いバラード。好きな曲だけどバンド的にはどうなんだろう?

④シティ・ポップ、ウエストコースト・サウンドを取り込んだ曲。

⑤当時流行のガール・ポップ色の強い甘いバラード。

⑥情感たっぷりな歌声が良いバラード。個人的に好きな曲だけど・・・

⑦ヒップ・ホップ、ラップ、サルサをミックスしたクロスオーバー。

⑧サビの「ドンドコドコドコ ドント ドンドン~」が印象的。

⑨スペイン語歌唱曲。爽やかな風を感じる軽快サルサ。

⑩グロリア エステファンのような、エモーショナルなラテンバラード。

⑪ドリフターズのカバー。名曲をサルサ・アレンジで賑やかにカバー。

⑫呪文のような歌声が響く作者不明の曲。

 

⑪4th(CW④)

前2作と比較すると女性ボーカル物として聴きやすい一枚。

及川眠子、岩里祐穂、岩村健二郎と外部ライターを起用し、邦楽化が進んだアルバム。

 

当時流行のガール・ポップを意識したかもで、前半(①~⑥)は志村享子の歌を聴かせる曲多しで、志村享子のソロ・アルバム状態。

 

後半(⑦~⑫)は、自然に踊りたくるサルサ色の強いチカ・ブーンらしい曲を収録。

アナログ時代でもないのに、ここまで両極端に別けたのか判らず。

 

鈴木典子脱退、柴草玲加入。

柴草玲はCocco「強く儚い者たち」、「樹海の糸」の作曲者として有名で、相川七瀬、沢田知可子、松田聖子等に曲提供。

 

 

●参考&過去記事