Rush/Signals | Sinn音楽館

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「Rush/Signals」・1982年・9th
04  Digital Man
05  The Weapon (Part II of Fear)
(PV:①、⑧ 注:公式音源でない動画はリンク切れの可能性あり)

 

●ラッシュ(Wiki)

1968年結成のカナダのプログレシッブ・バンド。

メンバーはゲディー・リー(Vo、B)、アレックス・ライフソン(G)、ニール・パート(Dr)の不動の3人。

 

●9th:「シグナルズ」

前作「Moving Pictures」から1年7ヶ月後にリリースされた9th。

この間にライブ盤「Exit... Stage Left」がリリース、本作は第3期の幕開けとなるアルバム。

アナログはA面(①~④)、B面(⑤~⑧)。アルバムはカナダ1位、全米10位、全英3位と大ヒット。

 

①シンセがフューチャーされたオープニング曲。80年代なPVも◎

②シンプルでスピード感たっぷり。長めのGソロも聴き所。

③一番シンセ音が目立つ&多いミステリアスな曲。

レゲエやスカからの影響大。②の続編曲。

⑤インストパートはラッシュならでは。ラッシュのアメリカでの最大シングルヒット曲。

⑥ポリス風の曲というか、まんまポリス。

⑦不思議な雰囲気が漂う曲。長年ライブで演奏されなかった曲。

⑧80年代なポップソング。曲よりもPVが懐かしく印象に残りまくり。

 

⑥カナダ1位、全米21位、①カナダ36位、⑧、②、⑤一部の国でシングルカット。

本作ッはシンセサイザーの大幅導入、ポップ&キャッチー、ニューウェーブ風、大作からシンプルでコンパクトな曲へ・・・と大きく路線変更した本作。

 

本作を1997年リマスターで聴いているのですが、アレックスのギターが遠いというか、ちょっと引っ込んだ音作りが厳しいかも。

シンセ音が前に来すぎでバランスが崩れ気味、このあたりは試行錯誤だったのかも。

 

リアルタイムで聴いてきた人と、後に聴いた人とでは評価が別れるアルバム。

リアルタイム世代には物凄く評判の悪く、目の敵にされている一枚かも。その一方で本作が好きという記事も多しで、なんとも両極端な意見多しのアルバム。

 

●参考

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