Rush/A Farewell To Kings | Sinn音楽館

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「Rush/A Farewell To Kings」・1977年・5th
01
 A Farewell To Kings
02  Xanadu
03  Closer To The Heart
04  Cinderella Man
05  Madrigal
06  Cygnus X-1 Book I: The Voyage

 

●ラッシュ(Wiki)
1968年結成のカナダのプログレシッブ・ロックバンド。
メンバーはゲディー・リー(Vo、B)、アレックス・ライフソン(G)、ニール・パート(Dr)

 

●5th:「フェアウェル・トゥ・キングス」(Wiki)

4th「2112」の1年5ヶ月後リリースの5th。

 

①静かなイントロからハードに展開するドラマテックな曲。Gソロ◎

②長いイントロと起伏の激しい展開の大曲。せわしないドラミング◎

③美しいイントロが印象的なポップ・ロック。ラッシュのアンセムでライブの定番曲。

④映画「Mr. Deeds Goes to Town」にインスパイアされた曲。ポップ寄り。

⑤嵐の前の静けさなラブ・ソング小曲。牧羊的な雰囲気はラッシュらしくないかも。

⑥「シグナス X-1 第1巻「航海」」:4部構成10分越えのSF大曲。

 

③カナダ45位、全米76位、④

プロデューサーはテリー・ブラウンとラッシュ。アートワークはヒュー・サイム。

 

前作の延長上でプログレ度、ハード・ロック度共に高し。

本作は4th「2112」と6th「Hemispheres」に挟まれた不遇作的評価多し。⑥不完全燃焼、収録曲が雑多でアルバムの統一感薄い事で損をしているかも。

 

⑥悶絶物の中盤が最高ですが後半に入りあっさり終了・・・

尻切れトンボ、不完全燃焼状態で「To Be Continued」・・・続編は次作「Hemispheres」収録。リアルタイムで聴いた人は続きが気になって仕方なかったのでは?

 

シンセサイザー導入は味付け程度で良いアクセント。シンセ音が近未来的で⑥などのSFにハマっております。

ライブではペダルで弾いており、あくまでも3人にこだわるラッシュらしさを発揮。

 

(左)2017年40周年記念盤

 

 

●参考&過去記事