Asia/Asia | Sinn音楽館

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CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「Asia/Asia」・1982年・1st
01
  Heat Of The Moment
02  Only Time Will Tell
03  Sole Survivor
04  One Step Closer
05  Time Again
06  Wildest Dreams
07  Without You
08  Cutting It Fine
09  Here Comes The Feeling
(PV:

 

●エイジア(Wiki

1981年結成のイギリスのプログレッシブ・ロックバンド。

 

メンバーはジョン・ウェットン(Vo、B)、スティーヴ・ハウ(G)、カール・パーマー(Ds)、ジェフ・ダウンズ(Key)

 

●1st:「詠時感~時へのロマン」(Wiki

エイジアのデビュー・アルバム。

 

①イントロがすべて!なポップ&コンパクトなプログレ。各パートのソロ◎

②「時へのロマン」:ドラマチックなイントロの哀愁プログレ・ポップ。

③「孤独のサヴァイヴァー」:変拍子入りのテクニカル&キャッチーな曲。

④キャッチーなエレクトリック・ポップ風。弾きまくるスティーヴ・ハウ◎

⑤スリリング&ドラマティックなコンパクトなプログレ。

⑥「この夢の果てまで」:シンセが印象的な勇壮なプログレッシブ・ロック。

⑦プログレ風味の悲しげな哀愁パワー・バラード。

⑧「流れのままに」:展開美が光る壮大なプログレッシブ・ロック。

⑨「ときめきの面影」:AORなポップで煌びやかな産業ロック。

 

①全米4位、全英46位、②全米17位、全英54位、③

アルバムは年間チャート1位を獲得。アートワークはロジャー・ディーン。

 

当時スーパー・グループとして結成。

プログレ・ファンからは批判不評多しも、一般層に受け入れられアルバムは大ヒット。

 

ポップ、キャッチー、コンパクトな3分間半のプログレは、誰が聴いても理解しやすく判りやすい普遍性あり。

本作から遡ってプログレを聞き始めた人多しで、深層なるプログレ世界の入り口の一つ。

 

当時プログレを知らずで、なんとなくそういうジャンルの音楽があるんだなと知る程度。

本作と同時期にYes「90125」がヒットしており、当時コンパクトなプログレが流行。

 

本作はAOR要素が強くラジオ受けが良くアメリカでウケた理由かも。

アメリカ映画では曲が流れるだけでなく、ジャケットやポスターが80年代を示すアイコンとして画面に登場。

 

 

●参考&過去記事