高岡早紀/Romancero | Sinn音楽館

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「高岡早紀/Romancero」・1990年・3rd
01
 Dancing in the SUNSET
02  セザンヌ美術館
03  水晶の夜
04  ジプシーを踊ろう
05  哀しみのヴェニス
06  砂浜のバレリーナ
07  フレスコ画の少女
08  プリマヴェーラ
09  バラ色の館 (弦楽六重奏曲 第一番 第二楽章より)

 

●高岡早紀(Wiki

1988年デビューのアイドル歌手、女優。

 

●3rd:「Romancero」

2nd「楽園の雫」の半年後リリースの3rd。

 

全作詞:安井かずみ

作曲:加藤和彦(①、②、④、⑤、⑧)、千住明(③、⑥、⑦)、ヨハネス・ブラームス(⑨)

 

①エキゾチックなジプシー(ロマ)音楽。アイドル物とは思えない世界観。

②オシャレなフレンチ・ポップ風。

③耽美なユーロ・ポップ。いっぱいいっぱいな歌声がアイドルっぽい。

④情熱フラメンコ+哀愁歌謡曲の不思議義な曲。「オレィ」の掛け声はザ・アイドル風。

⑤消え入りそうな歌声が印象的な哀愁ピアノ・バラード。

⑥70年代風のレトロなフラワー・ポップ風。

⑦ニューミュージック風のフレンチ・ポップ。

⑧アンニュイな歌声が響く軽快なワルツ。レトロで耽美な世界観が◎

⑨ブラームスをバックに歌う悲壮感が漂うバラード。ちょっと演歌風に感じるのはご愛嬌。

 

②6th(CW⑤)

ヨーロッパの香り漂うノスタルジックで耽美な世界感を持つアルバム。

アイドル物とは思えない完成度の高さで、1st&2ndと同様に制作陣の頑張りが凄すぎ。

 

安井かずみが全曲の歌詞を担当しアルバム全体の統一感が向上。

その詩に絡むのが加藤和彦(安井かずみの配偶者)、千住明(TV、映画、アニメ音楽等で有名)と超豪華な組み合わせ。

 

同名の写真集「Romancero」のフォトショットを掲載。

本作はデジパック仕様で帯はなくステッカーが貼ってありました。

本作はデビュー25周年の2013年にSHM-CD化し再盤。

 

●参考&過去記事