Impellitteri/System X | Sinn音楽館

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「Impellitteri/System X」・2002年・7th
01
 United We Stand
02  Perfect Crime
03  End Of The World
04  Shes A Nighttime Lover
05  Slow Kill
06  Why Do They Do That
07  Rock And Roll Heroes
08  Gotta Get Home
09  What Kind Of Sanity
10  Falling In Love With A Stranger

 

●インペリテリ(Wiki

1987年結成のアメリカのHMバンド。

 

メンバーはクリス・インペリテリ(G)、グラハム・ボネット(Vo)、エドワード・ハリス・ロス(Key)、ジェイムス・アメリオ・プーリ(B)、グレン・ソーベル(Ds)

 

●7th:「システムX」(Wiki

6th「Crunch」の2年2ヶ月後リリースの7th。

 

①リフが強烈な印象を残すヘヴィな曲、珍しくGソロなし。9.11を歌った曲。

②インペリテリらしいハイテンション&アグレッシブな疾走曲。

③不気味なイントロ&Gソロが印象的。ギタリスト向け?なハイテクニック満載の曲。

④レインボーというかまんまリッチー・・・やりすぎだけど個人的に好き。

⑤高等技術満載のインスト予定曲をグラハムが無理矢理歌った曲(爆)

⑥当時流行のUSニュー・メタルを意識して作成された曲。

⑦グラハムのシャウトが凄いハードなロックンロール。キャッチーで聴きやすし。

⑧ちょっと懐かしい感じのグラハムの歌声に合った哀愁ハードロック。

⑨モダン・ヘヴィネス路線。グラハムに合っておらずでチグハグな感じ。

⑩「オール・ナイトロング~」だよなあで・・・パクリでやりすぎだと思うけど好き。

 

グラハム在籍時の1st「Stand In Line」はよく聴いたアルバム.

それゆえ本作に期待したのですが、どこかで聞いたような・・・が多し。グラハムがボーカルということでレインボーっぽい曲(④、⑩)多し。

 

その一方でモダン・ヘヴィネスな曲も多し。

チャレンジとしてはありだけどグラハムに合わず、レインボーっぽい曲と並ぶとなんとも微妙。

 

グラハム・ボネットの14年ぶりの復帰が話題に・・・

話題性は抜群だったけど、打ち上げ花火のようにパッと輝いてスッと消えた感有。グラハムの衰え、インペリテリらしさが希薄で残る物が少ないアルバム。

 

本作はクリスのファンよりもグラハムのファンが買ったのかも。

グラハムは本作のみで再脱退、最初から本作だけって感じが漂っており予定調和な脱退。

 

(左)海外盤はジャケ違い、(右)邦盤もイマイチなジャケットかも

 

 

●参考&過去記事