「Emerson, Lake & Palmer/Love Beach」・1978年・7th
01 All I Want Is You
02 Love Beach
03 Taste Of My Love
04 The Gambler
05 For You
06 Canario
07 Memoirs Of An Officer And A Gentleman
07 (「Prologue/The Education Of A Gentleman」~「Love At First Sight」~「Letters From The Front」~「Honourable Company (A March)」
●エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Wiki)
1970年結成のイギリスのプログレッシブ・ロックバンド。
メンバーはキース・エマーソン(Key)、グレッグ・レイク(B、Vo)、カール・パーマー(Ds)
●8th:「ラブ・ビーチ」(Wiki)
「Works Volume 2」の1年後リリースの7th。
①グレッグの歌声、音色、曲調すべてが明るいナチュラルなポップ・ソング。
②ラブ・ビーチで×××しようなドン引きな歌詞(爆)。バックがEL&Pの音なのがシュール。
③ちょっとシリアスな曲ですが目立たず・・・
④妙な雰囲気が漂うロカビリー調の曲、あちこちにEL&Pらしさが垣間見れる曲。
⑤グレッグらしいバラード。この曲まではグレッグ色全開。
⑥ようやくELPらしい曲。原曲はホアキン・ロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」の一部。
⑦EL&Pのラストを飾る、ちょっとロマンティックな組曲。
①ラスト・シングル、①~⑤はグレッグのソロ・アルバム状態で、⑥と⑦がバンドとしての曲。
EL&Pのラストアルバムで本作制作中にバンドの解散が決定。
一般的評価はEL&Pの超駄作で聴くまでもないアルバム。
プログレからかけ離れたAOR風な音だけでなく、まさにラブ・ビーチを体現したアルバムカバー、アルバムタイトルも不評。
リアルタイムで順に聴いていたら最悪のアルバムだったろうなですが、完全後追いで聞いた自分にはコレはコレでありな1枚。
プログレの枠内で聞くと厳しいですが、AOR+プログレとして聴いたら面白いと思うばかり。
自分が洋楽を聴き始めた頃にエイジアの1st「Asia」、2nd「Alpha」がヒットしていたで、そこからの遡りだと案外すんなり聞けるアルバム。
数年後の80年代初頭にリリースされたなら、少しは違った評価だったかも。
●参考&過去記事