Cheap Trick/Lap Of Luxury | Sinn音楽館

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「Cheap Trick/Lap Of Luxury」・1988年・10th
01
 Let Go
02  No Mercy
03  The Flame
04  Space
05  Never Had A Lot To Lose
06  Don't Be Cruel
07  Wrong Side Of Love
08  All We Need Is A Dream
09  Ghost Town
10  All Wound Up
(PV:③、⑤、⑥、⑨)

 

●チープ・トリック(Wiki)

1974年結成のアメリカのロック・バンド。

メンバーはロビン・ザンダー(Vo、G)、リック・ニールセン(G)、トム・ピーターソン(B)、バン・E・カルロス(Dr)

 

●10th:「永遠の愛の炎」(Wiki

9th「The Doctor」の1年5ヶ月後リリース。

 

①ビートルズっぽさが話題となった軽快ギター・ポップ。

②いかにもなラジオから流れてきそうな産業ロック。

③「永遠の愛の炎」:作り込まれたメロウなロック・バラード。バンド初の全米1位を獲得。

④シンセ、女性コーラス入りのギター・ポップ。チャーリー・セクストンのカバー?

⑤ロビン&トムのバンドらしい軽快パワー・ポップ。

⑥「冷たくしないで」:エルビス・プレスリーのカバー。バーニー大活躍のPVも◎

⑦シンプル&キャッチーなロック。派手な音色とアレンジは好き嫌い別れそう。

⑧「夢こそはすべて」:キラキラした音色のアメリカンHR。Keyはグレッグ・ジェフリア。

⑨リック&ダイアン・ウォーレン作の哀愁バラード。

⑩コーラス・ワークが印象的な爽快パワー・ポップ♪ リックのノイジーなギターも◎

 

③全米1位、全英77位、⑥全米4位、全英77位、⑨全米33位、①、⑤全米75位

ジョン・ブラント脱退、トム・ピーターソン復帰。

「The Flame」はバンド初のNo1ヒットとなったチープ・トリックの復活作。

 

本作は古くからのファンや評論家からはウケ悪し。特に外部ライターの曲「The Flame」は批判の的だったようです。

次のシングル「Don't Be Cruel」がエルビス・プレスリーのカバーだった事までも批判・・・

 

この頃は低迷していたビッグバンドが外部の力を借り復活が多く、エアロスミス、ハート、チープ・トリックはまさにこのパターンで復活。
ただしヒットし復活するも、ファンと評論家に批判されるのがお約束でしたが・・・

 

本作はCDのみリリースで、シングルも短冊形8cmCDsでのリリース。

初めて買ったチープ・トリックのアルバムでハマりました。更に次作「Busted」の頃は、CD廉価盤ブームで旧譜を揃え聴きまくっておりました。

 

「The Flame」:全米1位、全英77位

良く作り込まれた産業ロックなパワー・バラード。「永遠の愛の炎」って凄い邦題。

チープ・トリックらしくないかもですが、80年代を代表するロック・バラードでお気に入り。

 

 

●参考&過去記事