「Jon Anderson/In The City Of Angels」・1988年・5th
01 Hold On To Love
02 If It Wasn't For Love (Oneness Family)
03 Sundancing (For The Hopi/Navajo Energy)
04 Is It Me
05 In A Lifetime
06 For You
07 New Civilization
08 It's On Fire
09 Betcha
10 Top Of The World (The Glass Bead Game)
11 Hurry Home
（PV：①）
●ジョン・アンダーソン（Wiki）
Yesのボーカリストとして有名なイギリス人ミュージシャン。
●5th：「イン・ザ・シティ・オブ・エンジェルス」
4th「3 Ships」の2年6ヶ月後リリースの5th。
①スタイリッシュな清涼感漂うAOR。のびのびと歌うジョン◎
②ゆったりゆらゆらなレゲエ調のポップ・ソング。
③ラテンのリズムが心地良いエレクトリック・サンバ。
④メロディアスな哀愁AOR。シンセ＆サックスが効果的。
⑤優しげな歌声が響くメロウ・バラード。王道AOR。
⑥エンジェル・ボイスの幻想的なバラード。
⑦ダンサブルで陽気なサンバ！ 当時ワールド・ミュージックがブーム。
⑧ジョンのハイトーンが映えるメロウなAOR。
⑨スリリング＆テクニカルなフュージョン。
⑩ミステリアスなプログレ。スティーヴ・ルカサーのG◎
⑪天使の歌声による讃美歌風バラード。
①全英81位、④
プロデューサーはスチュワート・レヴィン、デヴィッド・ペイチ。LA録音。
ジミー・ハスリップ、ダン・ハフ、レニー・カストロ等西海岸の一流所が参加。
スティーヴ・ルカサー、スティーヴ、ジェフ、マイク・ポーカロ兄弟、ディビッド・ペイチ、ジョゼフ・ウィリアムスとTOTOメンバー勢揃い。
この面々で録音してプログレな訳がないで、ジョン・アンダーソンが歌うTOTO状態。
プログレ・ファンにはウケ悪しですが、個人的には当時TOTO「Isolation」、「Fahrenheit」をよく聴いており親和性が高く本作にドハマリ。
ジョンは（この路線は）自分には合わないと後悔しているそうですが、AORの隠れ名盤状態で埋もれさせるのが惜しい作品。
リリースから35年経過で近年取り上げられる事は稀かも。
●参考＆過去記事
