The Power Station/The Power Station | Sinn音楽館

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CD紹介&音楽関連のブログ。

 

「The Power Station/The Power Station」・1985年・1st
01
 Some Like It Hot
02  Murderess
03  Lonely Tonight
04  Communication
05  Get It On (Bang A Gong)
06  Go To Zero
07  Harvest For The World
08  Still In Your Heart

 

●パワー・ステーション(Wiki

デュラン・デュランの派生プロジェクト。バンド名はレコーディング・スタジオから。

 

メンバーはロバート・パーマー(Vo)、アンディ・テイラー(G)、ジョン・テイラー(B)、トニー・トンプソン(Ds)

 

●1st:「ザ・パワー・ステーション」

パワー・ステーションのデビュー・アルバム。

 

①オープニングから強烈なファンキーでソリッドなロック・ナンバー。

②ファンク風味のグルーヴィーなロック。好き放題弾きまくりのアンディ(笑)

③ダンディズムを感じるロバート色の強い渋い曲。

④ソウルフルでファンキーなロックを無理にポップにした曲?

⑤T・レックスをハード・ロック・カバー。アンディのエッジの効いたギターにビックリ。

⑥ファンキー&グルーヴィーな渋い曲。これまたロバート色の強い曲。

⑦アイズレー・ブラザーズのカバー。ロバートとアンディによるツインVo。

⑧ちょっと不思議な奇妙なスロー・バラード風の曲。

 

①全英14位、全米6位、⑤全英1位、全米10位、④全英75位、全米34位

プロデューサーはシックのバーナード・エドワーズ。

 

デュラン・デュランのアイドル人気+ベテランのいぶし銀の技が光るアルバム。

ジョン・テイラー&アンディ・テイラーの人気&話題先行な部分もありましたが、味のあるロバート・パーマーの歌声、タイト&ヘヴィなトニー・トンプソンのドラミングがハマり大ヒット。

 

「Some Like It Hot」:全英14位、全米6位

サイケデリックなPVが新鮮。ロバート・パーマー曰くちょっとトッポい曲。

 

「Get It On (Bang A Gong)」:全英1位、全米10位

このカバーでT・レックスを知った人多し。

 

デュラン・デュランは当時女性に大人気で、それを僻んだ男性に受けが悪いバンド(爆)

何も知らないお子ちゃまの戯言なのですが、カッコだけでロックじゃないみたいな、変なレッテルが貼られてました。

 

そんな中登場したパワー・ステーションは、硬派でカッコ良く男性ファンが多かった印象有。

プロジェクトの予想外のヒットは各所に影響を与えたで、ロバート・パーマーはアメリカでブレイク、アンディ・テイラーはデュラン・デュランを脱退・・・

 

パワー・ステーション対となるのがニック・ローズ、サイモン・ル・ボン、ロジャー・テイラー組によるアーケディアで1985年「So Red The Rose」リリース。

 

 

●参考記事