相変わらず顔色が紫になるほどの痛みに耐えながらベッドの中でうずくまっていた
すると
お父さんが面会に来られました
と看護師さんが
両親には進行癌の細胞があることは内緒にしていた
フルーツを持ってきて横に座る父
話す元気もなくそっとしておいてほしかった
が気力を振り絞って父と少し何か話した
父が帰るとホッとした
父が帰ってしばらくして
大丈夫?
と看護師さんが来た
死にそうな顔でうなづいて
「痛い」
とだけ言ったように思う
「痛いよねー」
優しい看護師さん
明日くらいから楽になるからね、と
絶食だしただただ横たわって痛みに耐える
硬膜外麻酔をして欲しかった。。。。。。