鶴ヶ島の鍼灸指圧院ひなたぼっこ、鍼灸指圧師のクシダです。
ついに沖縄が梅雨に入りそう、入ったのかな?
という感じでジメジメした季節が迫っております。
前回書いた湿邪にやられない様ご注意下さいね。
湿邪に侵襲されて困っている方は
是非下記の治療院までどうぞ!
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本日は「東洋医学の身体分析」のお話をします。
前回「現代医学では自律神経の乱れとか疲労で対応される・・・」
しかし東洋医学ではもう一歩 いや三・四・五歩踏み込んで身体を分析し治療ができる・・・
という感じの事を書きました。
本当かいな・・・?
という事でしたので簡単に東洋医学の身体分析方法を書いていきます。
まず「望診」:ぼうしん と読みます。
これは見た目でその人の体質や今現在の状態を知る診察方法です。
特に体質を知るには見た目がとても重要となります。
例えば目に特徴があるのであれば「肝木」の体質とかです。
次に「聞診」:ぶんしんと読みます。
これはその人の声を聞いたり、体臭を感じることで体質や現在の状態を知る診察方法です。
体臭なんていかにも東洋医学的ですが、この聞診は東洋医学独特の方法です。
例えば声の音階が角音(ミ)であれば
肝木体質、だけど声に何か変化があって
喋り方が歌う様な感じであれば、
肝木体質だけど、現在は脾土に何か抱えている、
だから肝木と脾土のバランスなどを診る必要がある・・・
みたいな感じで分析が行われます。
そこに体臭が生臭い感じがするのであれば
肺金にも何かあるのでは?と疑います。
しかし、それだけでなく臭いがあるのは熱があるのではないか?とか
声が変わっているのは肺に何かある、もしくは寒邪に侵襲されているのではないか?とかを疑いながら診察して行きます。
そして「問診」、これはその人に色々質問して身体の状態を知る方法です。
食・眠・便・月経等々、
ただの肩こりなのに東洋医学では心身の根本にアプローチしなくてはいけないので、
「そんなの関係ないだろ!」と思われる事もお聞きする事があります。
最後に「切診」:せっしんと読みます。
これはその人に触れて心身の状態を知る方法です。
脈診や腹診はこの「切診」に含まれます。
これら四つの診察法を駆使し得た情報を
陰陽論、五行論、臓腑論、気血津液論、経絡理論などを考え
虚実を診て「診断」をして治療に入ります。
東洋医学では診断・即治療が基本なので、
診断さえできれば、すぐに治療が開始されます。
現代医学とは違った考えで診察し治療をするので、
症状がいくつあっても治療法はあるという事と、
原因不明という事は100%あり得ないです。
という事でズラズラ書いてきましたが、
これでは全然足りません。
しかし東洋医学の分析
少しでも解って頂けたら幸いです。
鍼灸指圧院ひなたぼっこでは、伝統的東洋医学の診察方法を用いて
色々な症状に対応します。
何か症状でお困りの際には是非
治療へ通ってみて下さい。
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本日も最後までお読みくださり
誠にありがとうございました。