鍼灸指圧院ひなたぼっこ、開業を目標に鍼灸マッサージの学校に勤務しているクシダです。

昨日のゴールボールの興奮した記事とは違い、本日は落ち着いて書きます。ちなみにゴールボールのルールについては検索してみてください。体験会もやっているみたいですので是非!


肺の支配部位のお話です。

肺は、鼻、皮毛、息を支配しています。

皮毛とは、皮膚と体毛を一緒に言ったものであり、体の外と内側を分けるものという感じです。東洋医学では体の最も表面にある皮毛が陰陽の気を調整して、外から入ろうとしている悪いもの(邪気)から体を守っていると考えられています。肺は呼吸器と関係が深く、鼻から喉・気管支・肺までを支配しています。ちなみに鼻から肺までは外の空気と接しているので皮毛の続きと考えられます。なので肺は鼻を支配しているのです。

そして呼吸器疾患になると、鼻から肺までの皮毛が異常を起こすため、息遣い(息)に異常が現れるという事です。

それからちょっと面白いのが、皮毛が外の空気に接する場所と考えるならば、口から胃腸・肛門、子宮や膀胱の内側?も皮毛の続きではないか・・・という考え。

確かに体が冷えやすい、冷え性の方の肺虚証は、おしっこの回数が多い様な気がするし、肺虚証の方が冷たいものを飲んで胃腸を冷やすと良くないですね。

自分も肺虚証ですが、冷たいものを飲むのはあまり良くないです。そして体を温めて肺の働きを良くして、気を循環させると調子が良いです。

鼻について次の様な考えがあります。

鼻尖部:肝木経の変動、督脈も考える。

鼻の奥:心火経の変動。

鼻翼部:脾土経の変動。

鼻粘膜:肺金経の変動。

鼻の骨:腎水経の変動。

鼻には陽明経が関わる等。


そんな感じで肺の臓についてでした。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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