こんにちは、鍼灸治療院YELLです
今日は、個人的には少しショッキングなニュースをご紹介します
先日のネットニュースで取り上げられていたニュースです
お腹の中にいる赤ちゃんは無菌状態です
チョー清潔な所にいます
子宮内に感染などをしてしまうと流産や早産になってしまうことがあります
そんな無菌状態にいる赤ちゃんは
私たち大人が持っている腸内細菌叢を持っていません
しかし出産やうまれてからの環境の影響で腸内細菌を獲得していきます
私はこのニュースを見るまで知らなかったのですが・・・
帝王切開をすると喘息になりやすいなど
帝王切開をすることで病気になるリスクが高くなるとする報告がいくつかあるようです
少ししか把握できていないのですが
どれもまだ決定的なことではなく
その可能性がある程度のものですので、
帝王切開じゃない方がいい!と慌てる必要はないと思うのですが
今回のこの研究はこれらの研究や言われている部分が背景にあって
研究が行われた部分もあるようです
あ母さんのお腹の中で無菌状態でいる赤ちゃんは
経膣分娩、いわゆる陣痛が来て、お産になるという流れで出産となった場合
名前どおりお母さんの膣を通って外の世界に出てきます
この時に最初に触れる菌というのが
お母さんの膣内にいる菌で
その菌に触れることが生まれた赤ちゃんの腸内細菌に影響があるのでは
ということなんです。
このことに関連してアメリカなどでは
お母さんが出産をする前に膣部にタオルやガーゼのような布を入れ
その布に膣の細菌をしみこませておいてから一旦取り出し
帝王切開などで出産になった赤ちゃんの顔に
その布を塗り付けるという
「膣菌植え付け」というものがあるという情報までありました
これが実際、いいのか悪いのか
効果があるのかないのか
やりすぎなのかそれだけやらないといけないのかわかりませんが
そのくらい帝王切開で生まれた赤ちゃんの腸内細菌への影響は
興味関心があることがわかります
今はまだ可能性の段階ですが
事実であるということになれば大きな影響があると思います
1つ忘れてはならないことは
帝王切開でなければ出産できない人もいるということです
出産の方法として帝王切開を否定しているわけではなく
通常の分娩を望んでいても
赤ちゃんの状態やその他の状況で帝王切開でなければ
出産が難しい人というのはたくさんいますので
帝王切開をしない方がいい!という考えにはならないでほしいと思います
ただ、帝王切開を避けることができるのであれば
その方が望ましいというのは事実です。
逆子など改善することで避けられる帝王切開というものはありますので
改善をするために努力をすることはお勧めします