こんにちは、鍼灸治療院YELLですニコニコ

 

お盆をどのようにお過ごしでしたか?

台風の影響が大きくて、予定が大きく狂ってしまった方も多かったかもしれないですねえーん

今回の台風は大きくて、のろまなカメさんのようなスピードたっだので

本当に長ーく台風が居座った感がありましたもやもや

今日から台風一過の晴れになります太陽

また暑くなりますので、体調管理に注意しましょう!

 

 

さて、今日は論文紹介です。

といっても大規模な研究ではなく、症例報告を論文化したものです。

「乳汁分泌抑制に対する鍼灸治療」です。

 

 

30代女性で、右の乳房の張った感じを訴えて

乳汁の分泌を止めたいと来院された方に対する鍼灸治療です。

来院2年前に出産して、その翌年から授乳を辞め一時断乳はできたのですが、

搾乳しないと乳房の張った感じと痛みが出るため

止む終えず授乳を再開しました。

そして鍼灸治療に受診となっています。

 

 

「軽く絞るだけで数的以上乳汁が出る」

「乳房が著しく緊満し、自発痛がある」状態でした。

 

 

鍼灸治療の証立てによる治療だけでなく

乳汁分泌用抑制を目的として圧痛があった右の「光明」「足臨泣」

鍼のシールを貼りました。

その翌日から乳房の張った感じが半減し、その後も徐々に軽減。

治療5回目には張った感じがなくなり

「乳房は弛緩し、圧痛がほとんどない」状態となりましたびっくりハッ

 

治療6回目には乳汁分泌が

「きつく絞るとにじむ程度」に減少照れ

 

 

これまで半日から1日搾乳しないとつらかった状態が

12日連続で搾乳しなくても症状が起こらなくなり

卒乳できたために鍼灸治療は終了となりましたキラキラキラキラ

 

 

 

「光明」と「足臨泣」は

乳汁分泌抑制に使用するとよいとされるツボです。

足にあります。

*「こうめい」と「あしりんきゅう」と読みます。

 

張った痛みでつらい方や、どうしても母乳が止まらずに困っている方など

試してみてくださいチューリップ