こんにちは、鍼灸治療院YELLですヒヨコ

 

本当に鍼灸治療って妊娠中安全なの??

と疑っている方に向けて

妊娠中の鍼灸治療の安全性を研究した論文をご紹介しますニコニコ虹

 

 

そもそもはつわりの症状を持つ妊婦さん向けの研究なのですが

同時に安全性についてもまとめてあります。

 

 

対象

14週以内で、吐き気や嘔吐のある妊娠中の女性583名

平均年齢29.8歳

妊娠週数平均8.5週

 

治療方法

①中国の鍼灸理論をもとにした中医治療

②つわりや車酔いのツボとして有名な「内関」への治療

③治療したように見せかけた偽鍼治療

④鍼治療を全くしていない

この4つのグループに分けて自然流産やその後の死産、新生児死亡率を

検討しています。

 

 

結果

自然流産、死産、新生児死亡率には差がなく

鍼治療は自然流産のリスクにならないと報告しています

 

 

 

 

今回紹介した研究のように、

妊婦さんへの鍼灸治療が安全かどうかという研究はいくつかあります。

今回の研究でも、鍼灸治療が流産のリスクにならないと報告しています。

 

 

 

妊娠初期は

流産になってしまう方は約15%ほどいらっしゃいますショボーン

意外と多いと思われるかもしれないですが

流産した方は、その事実を周囲に伝えることは少ないですタラー

 

でもよく聞いてみると、過去に流産を経験している方は多いのです。

 

 

 

鍼灸治療を受けた後に流産になってしまうと

それは鍼灸治療のせいだハッと思ってしまうのですが

確率的には流産になる運命だった子が鍼灸治療の後に流産になってしまった

ととらえます。

 

実際、流産の原因のほとんどは赤ちゃん側の原因であり

その他の要因は明らかではありませんショボーン

 

 

 

妊娠中の方の鍼灸治療をする際には

妊娠の週数を確認します。

そして妊娠16週未満の方はまだ流産する可能性が残っていますので

きちんと鍼灸治療で流産することはないということをご理解いただいて治療をします。

 

 

せっかく治療を受けていただくわけですから

不安なく、納得した上で治療を受けていただきたいですクローバー