※またまた異様に短いです;;
ユージは頭が良い。あぁいう人と旅するのは楽しいかもしれない、と俺は思った。
サバイバルナイフ、西洋刀、銃剣、マシンガン。
一通りの武器は持った。俺は手に持っているサーベルに目を落とした。
肉体派とはいえ無い俺だが、本当は近距離のほうが得意だ。
素直に言えば、これも持っていきたい。でも、そうはいかない。
このサーベルは、大佐から賜ったものなのだ。
愛着がある武器は、軍人にとって何よりも心強い仲間。
なんで大佐から賜ったものに愛着なんて持ってしまったんだ、と今は思う。
だが、そう思っても仕方が無い。
俺は大佐を慕っていた。軍人として、男として。そして今も。
でも、もう決別すべきだ。
俺は大佐から離れるのだから。
裏切るのだから。
「・・・・今まで、ありがとう。」
サーベルを床に置く。長く太い鉤爪が黒く光った。
零れそうになる涙を手の甲で乱暴に拭って立ち上がった。
「ばいばい。」
バックを肩にかけて、部屋を出る。
生暖かい雫が、頬を伝ったのを感じた。