秋の気配
一周忌の法事
無量寿堂納骨
【追記】
専能寺歴代住職家族と
遺骨を合葬する
専能寺無量寿堂。
親鸞聖人の廟所
京都東山西大谷本廟への
納骨と同じく
『仏説阿弥陀経』に説かれる
ショウジョウゼンニン
諸上善人
クエイッショ
倶会一処
を現すすがた。
倶会一処
骨になって墓に入るのでは無く、
仏のいのちとなって
阿弥陀如来の世界
『極楽浄土』…
(安養・安楽・涅槃)
に生まれる。
その功徳は、
『南無阿弥陀』
の
名号となり
この世に生きとしいけるものに
常に
既に
至り届けられている。
その理を、
一人ひとりが
寸分違わず
疑いなく
『我が事』として聞き受ける
信心。
阿弥陀如来の
分別無き救いの願いに
摂め取られ、
必ず
浄土に生まれて
仏(さとり開く)となる人生と
聞きうけたそこに広がる
倶会一処。
誰もが
一人きりではない
ひとりぼっちじゃない事を
しらせるはたらきが、
南無阿弥陀のお喚び声。