どうも、ゴジラ観てきた管理人、イモです。
ラドンがお好き。
先週ナイトメアビフォアクリスマスのコンサートに行ってきたわけですが、そのおかげで高まりまくったナイトメア熱をちょっとこの記事で発散します。
えー、というわけで本日紹介するのは
『ティムバートン ナイトメアー ビフォア クリスマス ブギーの逆襲』!
ディズニーの映画、ナイトメアビフォアクリスマスの正統続編となるPS2ゲームでございます。
映画自体がティムバートンの代表作、あるいはストップモーションアニメ映画として有名ですね。
一応見たことない人向けにあらすじを書くと~。
他人を驚かせることが喜びのハロウィンタウンの住人たち。
ただ、そこの王様であるジャックは毎年同じことを繰り返していることに疑問を覚えます。
そんな時、偶然迷い込んだクリスマスの光景に心を奪われ、彼はクリスマスを作ろうとします。
自分たちの喜びの表現の仕方で……。
といったところでしょうか。
ディズニーランドのハロウィンで毎年ホーンテッドマンションが彼ら仕様になるので、知名度自体は多分めっちゃ高い部類かと思います。
ストップモーションアニメとしてもとんでもない出来なので未見勢は是非見てみてくださいね~。
……そしてこの記事ネタバレの嵐になるので即Uターン推奨ですわ!
さて、そんなこんなでこのゲームの紹介です。
発売元はカプコン、発売時期はPS2なので察してね。というかウィキペディア見ればこの辺りは一発なのでGoogle先生でどうぞ。
そんなポイズンな世の中でなんでこの記事作ったかっていいますとゲーム自体のおおまかな話の流れを含めた、情報をまとめた記事がパッと見あたらなかったからなわけです。折角の続編なのに!?
……ぶっちゃけゲームユーザーとナイトメアファンが被らなかった疑惑の方が強いですが、そこは、まあ。
というわけで自分の備忘録も兼ねてこの記事ではブギーの逆襲の紹介をしていきまーす。
まず、どういうゲームなのよこれというところから。
続編たる所以としては、共同制作はティムバートン、音楽の作詞作曲はダニーエルフマンだからなのです!
声優陣もメインとなるジャック、ブギー、ロック、ショックは共通。
サリー/ショック、フィンケルシュタイン博士だけキャスト違いみたいですね。
うん、サリーとショックの声は兼ね役なんです。
まあそんなこんなで根幹となる部分は全て延長!
この辺りからも映画のゲーム化ではなく、新しいものを作ろうとしているのかなーと思いますわ。
あ、英語音声オンリーとなります。
正親チャンスはないです(´・ω・`)
ジャンルはアクションです。スタイリッシュなアクションゲーム。
カプコンなので悪魔も多分泣く開発チームとかが作ったのではないでしょうか、いやそこはあまり詳しくので想像ですが。
ゲームシステムは限りなくそんな感じ。
そもディズニーってゲーム作るの? キングダムハーツだけじゃないん?
という問いにはかなりの数の実例で証明できるのでその辺りも調べてみてね!
アクションというくくりでは、順番こそ前後すれどwiiのエピックミッキーというトンデモ枠までありますし。発売同時期に権利諸々の泥沼から復帰したオズワルドを主軸にした結果、アンチディズニーの世界観をバリバリに構築してしまったかなしいせかい。序盤からイッツァスモールワールドの廃墟を巡らなきゃいけないの、ぶっちゃけ相当怖いぞ。
閑話休題。
細身どころではないスタイル抜群の骸骨、我らがジャック・スケリントンがその手足を存分に活かしてイケメンアクションを繰り広げてくれます。
そしてそんな彼の攻撃手段となるのは今作にて唐突に登場するスライム状物体、『ソウル・ラバー』。
鞭のように使ったり。敵をつかんでぶん回したり。……ギミックを引っ張ったり、遠くにあるオブジェクトに引っ掛けて川を渡るのに使ったり……。
バトル要素がほぼなかった映画をゲームとして成り立たせるためにその大分部分を受け持っている便利なスライム君です。
敵が現れるとジャックは姿勢を低くし、ブンブンとこのソウルラバーを振り回す構えをとります。
おかげで行動がめっちゃ遅くなります。
通常時のスタイル抜群移動スピードを考えると、ソウルラバー君に対してちょっと思うところがでてくること間違いなし。いや、これなかったら何もできないところも多いんだけどさ。
ストーリーの方式はチャプター方式。ステージというかシナリオごとに設けられている、ボスをやっつけろ的なミッションをクリアすると、そのクリア時間や行動に応じて評価がおりる、アレです。
その評価に応じてステータス強化ややりこみ要素が集まるアレですよ……!
僕は超苦手です☆ なのでブギーの逆襲も隠し要素コンプリートとかはしてないんですよねー、無念。
以下チャプターごとのの簡単な流れ。
チャプター1
映画の後、ジャックはさらに刺激的なハロウィンを求めて苦悩しています。
結構な撃ち落とされ方したのに向上心の塊かよ……。その一環で博士に助言を求めたところ、前述の『ソウルラバー』を博士からもらいます。ソウルラバーを見て何かを閃いたジャックは街の外にでるのです……。
ジャックが街からでることを知るや否や悪だくみをする子鬼3人組……こいつらマジやべえ。
時は流れ、12月23日。サリーがジャックに助けを求めるところで暗転。
チャプター1スタート。
ジャックが街に戻り、実際のプレイがはじまります。
街にもどるや否や、謎の骸骨に襲われるジャック。
さあ、骸骨対骸骨の戦いだ!
というところでいきなりかかるのが「This is Halloween」!
そう劇中歌が戦闘曲として使われているのです!
おかげで何べんも何べんも聞くことになりますが!
とはいえただの流用ではないのがこのゲームの良いところ。
具体的にはアレンジが加わっています。
戦闘曲として入る時に「ハロウィンハロウィン♪」と付け加えるのは別として、映画だとヴァンパイアブラザーズが高音で歌っていた箇所が、ゲームでは低めに歌われるなど、この曲に関しては歌い方の変更がちょくちょくあります。
うん、ということで録り直してるんですねー。このシリーズ。
ある程度の敵骸骨を倒すと、ブギーが町内放送で登場。街を乗っ取ってブギータウンにしていることがわかります。
というか町内放送ですよ!? 映画登場アイテムフル活用なんですわ!
そして、敵を倒し終わったところで気づくわけです。
ここ広場やん!? ていうかハロウィンタウン歩き回れるやん!?
カメラワークが固定ではあるものの、街の構造が知れるというファンにはたまらないつくりになっているわけです。
そしてキャラクターがゆっくりとこちらに向かってくるムービーが流れだすんですよ。
そのキャラクターというのも……。
ジキル博士!
ジキル博士じゃないか!
ジキル博士とハイド氏として有名な彼はナイトメアの映画ではハロウィンタウンのモブ住人としてでてきます。
シルクハットの中に小さな自分が入っており、さらにその中にさらに小さな自分が……。
というマトリョシカ構造をした三段階なジキル博士です。
映画では町会で靴下の中身を聞いているシーンが目立つシーンですね。
あとはクリスマスの準備でサソリを一番中に入れたマトリョシカをプレゼントとして作っているシーンとか……。
そのくらいしかソロないしセリフがあるシーンがないキャラクターがでてきたのです!
彼によってジャックは街の変化を知ります。
小鬼トリオの手によってブギーが蘇ったことを!
……袋に虫を詰められただけのお手軽復活らしいですけど。ブギー、それで復活できる構造なんだ……。
そしてフィンケルシュタイン博士により、ジャックが危険なハロウィンを望んでいるという話を町人にしたとのことでした。
ジャックに喜んで欲しいと危険なトラップを街に仕掛けまくるハロウィンタウンの皆さん。
そんなことをしているとどこからともなく住人を傷つけるスケルトンたちが現れて、住人たちも外に出れなくなってしまったのです……!
といった感じで、映画からこのゲームに至るまでのストーリーほぼ全ての説明をジキル博士がしてくれます。
このシーンとエンディングを知れれば、続編としてのブギーの逆襲をおおまかに追うのは完結じゃないかな!?
とはいえゲームとしてはまだ始まったばかりどころかプロローグレベル。
ファン泣かせなところがまだまだあるのでちゃんとプレイしてみてね!
ジキル博士はストーリーだけでなく、セーブするよと言ってくれるではないですか!
……はい、というわけでこれ以降セーブは全て彼との会話がトリガーとなります。
セーブポイントジキル博士の爆誕です。
物音が聞こえたシティホールに入ると、見覚えのあるサイコロが。
そしてでてくる黒い影となったブギー!
そう、ブギーによってシティホールが乗っ取られていたのです!
というわけでムービー後、即ボス戦となります。
ジキル博士の登場はボス戦前のセーブというわけだったんですね。
そして流れる曲にビックリするわけです。
ボス戦BGMとして流れるのは「Oogie Boogie′s song」!
映画の歌がオリジナルキャストで流れるわけですよって思ってたら歌詞がちがーう!!!
出だしからして
Well well well, Jack the pumpkin king!
原曲ですと
Well well well, what have we here? Sandy Claws?
といった感じでサンタさん相手に繰り広げられる曲ですので、まっっっったく歌詞が異なるのです。
そうです! このゲームではアレンジだけでなく替え歌も存分に繰り広げられるのです。
この作詞もダニーエルフマンってんだからたまらないね!
というところで突然ジャックもブギーの歌を歌いだします。
なんてこったいミュージカルバトルでデュエット仕様だ!
ぶっちゃけコンサートでこのデュエットが聞けるんじゃないかと期待しちゃったのは内緒だ!
そりゃまあ皆このゲームまでしっかりやって、覚えてるとかないよね……。
さて、ダニーエルフマンの美声を聴きながらザコ敵を倒しながら黒いブギーに攻撃を当てていくことになります。攻略はググればでるのでそっちはまかせた _(。゚⊿ 」∠)_
ここのブギー戦のはゲーム特典のサントラには含まれていないので注意です。ゲームやろう。
攻撃すると敵からだされる音符マークを集めるとゲージが溜まっていくではありませんか。
マックス値まで溜まると、突如レディ? からのカウントダウンですよ。
音ゲータイムのスタートです!
バックでジャックがめっちゃかっこよく踊っていますがそんな余裕はない!
音ゲータイムです!
うまく捌けるとバックダンサーまで現れますが音ゲータイム中なんです!!!
必死こいてボタンをタイミングよく推していきます。
このゲーム、アクションパートで集めたゲージが音ゲーによって使われ、大ダメージの引き金となります。
というか音ゲーパートをうまくやれないとアクションパートの頑張りが皆無になるくらいなので、ある程度は音ゲーも頑張りましょう。
黒いブギーを倒すと、ブギーは影となって消えていきます。
そしてハロウィンタウンの扉(ホリデードア)が手に入るのです……。
というところでチャプター1は終了。
チャプターの評価がまだゲームにでてきていない町長からされます。
こんな勢いで書いていくととんでもない文量になりそうなので今回は一旦終了。
気分次第で続くかもしれないし続かないかもしれません。神姫ブログ的には超イレギュラーなので……。
とにかくこのゲームが如何にナイトメアファンに薦められるか若干伝わったかなって……ゲームとしての微妙な敷居の高さも。
僕は苦手要素が多いんでイージーモードでクリア。でもこれだとやり込みのコレクションが集まらないんだろうなぁ。
とにかく、ナイトメアファンには是非やっていただきたいゲームでした。
じゃ、今回はこのへんで。