第二試合 マイVSささみ | イモの妄想神姫日記的なもの

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基本的にいろんなものと神姫を絡ませてます

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「マイです!  よろしくお願いします!」

「ささみだ。よろしく…」

今回のステージは都市。中心であり闘いやすい地形でもある大通りと、路地裏などの入り組んだ地形が織り混ざったステージ。……だが、

Ready?

Go!

試合開始の合図と共に空中へと舞い上がる2人。
そう、今回は2人とも空戦可能な神姫。
地形にあまり意味はなかった。

マイよりも更に高度を上げると上方からメインウェポンたるレーザーライフルを構えるささみ。
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「(……あまり得意じゃないんだけどな)」

レーザーライフルが放たれんとした時、マイの下部ブースターと可動翼が小刻みに動く。

「……!?」

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マイは不規則な動きでささみの射線から外れると手に持つライフルを放つ。

「どうぞっ!」

予想外な軌道からの一撃だったが速度に勝るささみはこれを回避。

今度は高速接近を織り交ぜながらささみは再度レーザーライフルを放つ。

「雨降り注意ですよっ!」

マイは体制を立て直すとお返しとばかりに四門の連射砲とライフルを構えると、正に弾丸の雨あられといった量の弾を撃ち出す。

「…っと、これはつらいな」

圧倒的な弾幕にささみは接近を一旦やめて距離をとらざるを得なくなった。

一瞬にらみ合ったかと思うと、互いにブースターを起動して更に天を目指す。
都市上空を舞台とした高機動のささみと、不規則機動のマイの2人によるドッグファイト。
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背後については、つかれる。
空中で撃ち合いながらの追いかけっこは、互いに当たらず、追いつかずの均衡を保っていた。

唐突にささみの前を飛んでいたマイの姿が見えなくなる。
ビル陰へと隠れたようだ。

「……どこだ?」

一旦空中で動きを止めるささみ、しかしそれが重大なミスだった。
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飛び出してきたマイによる全砲門の斉射。
奇襲という形であらわれた再びの弾丸の雨あられは高機動を誇るささみでも全てを避けきることはできなかった。
かなりのダメージを負い、ビルの屋上に不時着する。
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なにもない屋上で倒れ伏すが、すぐによろよろと立ち上がる。

「まだ…いける!」

ささみは屋上から高く高く舞い上がると、弾丸を極力回避しながらマイへと肉薄しライフルブレードで斬りつける。
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くるくると回りながら落下し、体を立て直そうとするマイへささみは更にレーザーライフルを放つ。
放たれたライフルはマイのハンガーへ当たり、さらに高度を下げさせる。

更にこの隙を活かして武装をラファールへと変形させ、落下するマイへと接近し必殺のレーザーブレードで斬りかかる。
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しかし直前で体制を立て直し、ホバリングを始めたマイとかち合う形となる。
「勝負!」
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マイの足に取り付けられた爪がささみを切り裂かんと唸る。
振りかぶられたライフルブレードが神速の勢いで降ろされる。

空中でもつれあったまま落下する2人の神姫。

立ち上がる2人。闘いを制したのは。

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「全力でやったんだ、悔いはない」

ささみが倒れる。
ささみのライフルブレードが斬り裂けたのはマイの可変翼まで。その刃が素体へと辿り着く前に、マイの爪がささみを裂いていたのだ。
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マイ「やりました!」

マイ WIN